おそらくはここ数年間で最も革新的と思えるホイールが登場してきました。


すでにキシリウムESカラーでカモフラージュされたこの新型ホイールが、サウニエルデュバルチームに供給されている模様です。


雑誌等でも今後大きく取り上げられていく事でしょう。




プレチェック的に中島の理解の範囲内で説明いたします。



メーカー説明では、新開発のカーボンスポーク採用で突っ張り側にも強度を持たせたという点で、これまでのホイールとは異質の剛性感があるということのようです。

(サンプルで配られた実物のカーボンスポークがありますのでお試し下さい。)


かつてキシリウムで初めてアルミ合金のスポークが登場した時、それまでのスチールスポークにない剛性感と軽さが実現されましたが、新開発のカーボンスポークはアルミ合金製の物よりさらに歪みを減らした上に、突っ張り側への強度も持たせることで構造上まったく別発想のホイールが生まれております。


近代の自転車のホイールはスポークを引っ張り合う事でバランスと強度を生み出していますが(テンション構造)、古代の馬車や自転車のものは軸を放射状に突っ張る構造(コンプレッション構造)でした。

古代のコンプレッション構造を第一世代、近代のテンション構造を第二世代、そして基本的にはテンション構造ながらもホイールの変形方向によってはコンプレッション構造と同じ特性もあわせ持つ「第3世代ホイール」が登場したというわけです。


MAVICの場合この優れた構造特性をいかし、カーボンスポークを柔らかめに張ることで加速時や横方行の剛性を強化しつつ、中・高速時の快適性を高めてきました。


今回は残念ながら乗って試す事は出来ませんでしたが、乗ってはっきりとわかる剛性感の違いがあるということでした。



予定価格は189000円となるようです。


高い剛性感と共に実現された軽さはペアで1300グラム台となります。