3月6日(木)

アルバム制作初日。
別案件で進めていた声優さんの2曲を仕上げる。
アルバムの構想を固めてて温度が高い状態で、2曲書きおろしたので
自分のアルバム用に考えていたアレンジのアイデアもふんだんに散りばめる。

この2曲のミックス、マスタリングは兼ねてから親交のあった尊敬するエンジニアさんに
はじめてお願いした。くるりさんやスネオヘアーさんなんかを発掘した優秀なミュージシャンであり、エンジニアさんなので。クオリティはお墨付きっす!!声優さん二人は先輩と後輩というキャラがはっきりしているので、歌詞も
先輩は「~さ、~だ」と語気は強め、後輩は「~です、~ます」と丁寧語にしてみた。
声色でカラーを出せる声優さんだからこそ、言葉も引き立つ。レコーディングが楽しみだ。

そして、その書き上げた、勢いのまま自分のアルバムの制作に入る。
アルバムのオープニングが終わって、本編1曲目の大事な顔となる曲。
ライブで言うならメンバー登場のSEが終わって、「ようこそ!」な1曲目だ。
メロディはずっとあたためてきたメロディ。

スキマスイッチさんが、テレビかなんかのインタビューで「全力少年」のサビのメロディの
上から下までの高揚感は、自分でも最初歌えないくらいの難しいダイナミックなメロディを敢えて
作ったと話していた。

まさに、そのメロディは、アルバムの顔となる1曲目のAメロから、ジェットコースター級にメロディの抑揚がダイナミックに始まる。ずっとそのメロをブラッシュアップ!?練習!?して
機が熟すのを待ってた。それが今ってやつだ。

結局、ボイスレコーダーにはそんなメロディの断片が山積み。
ファルセットにいくのか、音程は変えずにいくのか、半音あがるか下がるかだけで
ニュアンスが変わってくる。ボイスレコーダーの中にはボツったメロディや、形にならない
アレンジメロディがいくつもいくつも溜まっている。

ポップスは勢いだけじゃなく、アンサンブルや音の積み方もしくは減らし方だけでも
だいぶ変わってくる。一つ一つの作業を丹精に丹精に積み上げてトラックを組む事に
一日を費やす初日。



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LIVE情報



4月27日(日)
東京/『トーニャハーディング 1st EP レコード spa wars リリースパーティ 第2弾




4月28日(月)
大阪/『有馬元気×サカノウエヨースケ ~アコースティックでアップデート2マンライブ~』


詳細は

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MOVIE:「冬の帰り道」MV ~Full Ver.~