ローリング・ストーンズの新しいドキュメンタリー映画『クロスファイヤーハリケーン』の試写会をZEPP DIBER CITYまで見に行って来ました。
『あの事件も、あの事故も、あのスキャンダルも、克明に描かれた50年にも及ぶストーンズの歴史が描かれていますっ』と熱く息を巻く
フジテレビの笠井アナウンサー、明日の特ダネは間違いなく特集だね、あまたつーっ♪
もとい、ローリング・ストーンズは、ミックジャガーがジョンレノンと司会をし、前座にTHE WHOを起用し、若かりしクラプトンがジョンレノンのサポートギターを担当して、オノ・ヨーコがステージで叫びまくり、ローリング・ストーンズは『悪魔を憐れむ歌』を、10分も演奏し、最後グシャグシャになるまで暴れ倒す、伝説の当時のTVショーがDVDになった、『ロックンロールサーカス』や、前回の鬼のような本数のワールドツアーの東京ドーム公演も見ているだけに、このドキュメンタリーでは、そんな一つ一つの裏側
例えば『ロックンロールサーカス』の頃なら、
■ビートルズといつも比較されて、ビートルズが世間や社会や親にも認められる天使のバンドなら、マスコミや世間は、面白がって、ローリング・ストーンズを世間や社会から疎外される悪魔のバンドに仕立てられていく様であったり
■それを演じきることを背負ったストーンズが、若者たちの体制側へのストレスを代弁していくことで、毎晩のショーは、いつもステージでは今では考えられないくらいの暴動が起こる
■エスカレートしていくファン、迷える社会背景、ドラッグ、酒、『LOVE&PEACE』と快楽を求めて叫ぶ時代を尻目に、まさにハリケーンのごとく、時代に体当たりしては転がるリアルドキュメント。
■そんなハイな覚醒状態から迎えるブライアンジョーンズの死であったり、ちょうど『悪魔を憐れむ歌』を発表した1970年代前半が時を同じくして発表したTV番組『ロックンロールサーカス』と重なる事もあり、僕が見た最高なライブ映像と、脳裏の中でこのドキュメンタリー映画が繋いでくれるという。
一言で言えば、ロックの教科書がこの映画のような気がします。
スティービーワンダーも、ビートルズもジャクソン5も、1960年代の音はめっちゃアナログなんだけど、映像も音も、70年代に入ると、ステレオになることもあって
巨大スピーカーで聞いてると、鬼のように音が良くなるっていう笑
MTV時代以降のローリング・ストーンズも見てみたいぞ!!
11月17日から23日までプレミア上映するんだって
チェキ!!
スケールでかくでっかくいこうー。
