今日も天気がよかったので、車を走らせ小国まで行って来ました。星野からは2時間弱で着くのでお昼前に出ても余裕でしたが、着いたらどうするかはその時の気分任せです。黒川温泉にするか、飯田高原とか考えましたが、ここは気軽に押戸石の丘にしました。

 

 押戸石の丘人も少なく静かに雄大な景色にも浸れるのでリフレッシュにもいいです。上に上ってから、今回は特に空と雲を重点的に眺めて浸りきりました。意外と盲点というか、あそこで青空を見てると不思議な感覚になります。空の向こうに吸い込まれるような、何か手が届きそうな大きな感覚です。それで暫く1時間くらいいたようです。阿蘇エリアはどこに行っても素晴らしいのですが、とにかくこのスケール感を味わうのがいいです。何か別世界に帰ってきて充電したようです。

 

 星野では撮り貯めした音楽とか映画、歴史を見ていますが、今回は特に歌舞伎を見て楽しみました。話は吉原の花魁にまつわる悲劇といったものでしたが、普通の人情モノと思って見てたので、最後が火曜サスペンス劇場でかなり驚きました。こうやって見ると昔も今もドラマの作りというのは一緒なのだなあと実感しました。こうした話もモデルとなった事件とかがあるのでしょう。それと、江戸時代は間違いなく女性の方が主導権を握っていた筈です。それは身体開発の差が歴然として開いていた。つまりは、江戸時代の女性は超絶に優れた身体性をもっていたということです。

 

それか話は前後しますが、先週は九響のサンクスコンサートに行って来ました。これは九響の年間定期会員だけを特別に招待してのコンサートです。会場に行くと今年はいっそうひとが多くなって、それだけ今年のプログラムが好評だということです。ただ、いかんせん高齢者が多くを占めて私くらいの年代ですら少ないです。まあ演奏会二頻繁にこれるんのはそういった方々か私のような人間しかいないということですけど。今回面白かったのは、指揮者体験コーナー、ということで今日の会場に中から3人希望者をその場で募って、いきなり指揮をやってみる、というものです。たまにテレビでもこれやってますが、時差しに見るのは初めてでした。実際に挙手する人はほとんどなく、よく考えてみたらこんな夢みたいな体験、やりたくなるのがファン心理として当然のことです。と後から考え、自分だったらどうパフォーマンスするかあれこれ創造して楽しみました。次の機会があたら挙手だけしてみようかと思います。