こんにちは。新緑が美しく輝く季節になりました。今週は今年二度目の高千穂への巡礼のドライブに行ってきました。私の古い整体友人の女性の方から高千穂に行く時は一緒に連れて行って欲しいと前に言われていたので、ちょうどいい時期かなと思い決行しました。

 

 天気予報では雨模様でしたが、少々の雨なら大丈夫なのです。その日の予報は午後からは晴れていくというので、朝は駅まで友人を向かえに行きました。そこから浮羽を通り日田ビール園の横を過ぎて小国で休憩を取りました。

 

 行きがけには、途中で阿蘇神社に参拝しました。そこで本殿の向こうから人が出入りするのを見て、本殿をぐるりと一週回ってみましたが、これが大変な驚きで、その建築物がとても巨大かつ荘厳な作りでした。神社というより京都の寺院の文化遺産に匹敵するようなもので、これまで暫く修復作業で通行できなかったのが、新たな発見につながりました

 

 その後、高森の深い山道を楽しんで、高千穂に到着したのが既に午後1時過ぎとなりました。食事先を探してもいいとこが見つからなくて、ちょうど食堂の看板があったので、高千穂神社に車を止めて、そこで店の名物のチキン南蛮を食べたのですが、柔らかくて美味しくて充分にお腹が満たされました。

 

 その後に高千穂神社にお参りしましたが、そこでも新たな発見というか気付きが起こりました。これまで何度も、もう十回は訪れていますが、前回に続いて一段と境内が輝いているのを感じます。あれ、こんなだったけか、と思いながら、おみくじをひいてみたら、これが何と人生初というか2回目くらいの大吉で良いことばかり書いてあり、記念に持ち帰りました。神社では遊歩道で裏を回れるのですが、あいにく倒木のためこの日は封鎖、ですがすずめの戸締りの要石も拝んできました。

 

 次に向かったのが荒立神社で、ここも芸能人が多数お参りするパワースポットとしてしられています。あれこれ可愛い工夫がされていて、木のかなずちで板を叩いて響かせました。

 そこからいよいよメインの天岩戸神社に訪れました。30分おきに神主さんが御神体を案内してくれるので、ちょうど良い時間に着きました。本殿の裏にある出入り禁止の区域ですが、そこから巨大な天岩戸を拝む事ができます。正月のときと違って今回は新緑で覆われた山とそこにある岩に参拝できました。その後そこを出てからの神主さんの話がまあ話の長いこと、久しぶりに小学校の校長の話をずっと立ったまま聞かされる気分も味わいました。

 

 それで、その後はお向かいの東の宮の方も、こちらはなぜか殆ど人が来ないのですが、参拝しましたが、ここでも同様に自然の景色が輝いているのを異様なくらいくっきりと感じました。それは圧倒的な静寂感をともなっていて異界に入ったような、霊体となった自分が世界を見てるような感覚でした。

 

 最後に訪れたのが、八大龍王水神社でした。ここは初めての人は驚くのですが巨木が見事で圧倒されます。そしてその直ぐ横に井戸に龍が住んでいるという形です。これまで知らなかったのですが、この巨木の先は枝が太く分かれていてこれが八大の龍の形を成しているという奇跡現象だったんですね。

 

 そして、神社に行くと案の定先客がいらしてました。それは今回は外人の女性の方で、木の横に鎮座してたまに木を撫でたりしていました。たぶんこの女性も霊能者でそれを感じ取って分かっているのでしょう。この日は近くが工事中で騒音が激しかったのですが、それも気にせず浸っている様子でした。

 

全て予定を済ませてたのはもう3時過ぎだったので、高千穂峡には行く事ができず帰路となりました。自宅を過ぎて駅まで送った時にはもう8時を過ぎていたので、朝から12時間の旅となった事になります。駅では満月が出ていて友人も感動して喜んでいました。

 

さて、今回の中で度々語っていた私の覚醒らしき出来事ですが。それは今星野の自然の中にいても感じます。そう、私を探求の道に誘った機会がありあれから一年半が過ぎました。そのことにはまたじっくりと触れたいと思います。