先日すこーし骨盤を回旋して歩く感覚が感じられた事をブログに書きました。
 源ちゃん先生も治療しながらわずかだけど骨盤回旋し始めた。って
 
 でね、その話を古巣の織田君先生と左肩治療して貰いながらしたんです。
 3年前に初めて股関節治療してもらう時に、歩くところから直さなきゃね。って
 でも歩く!ではなかった。

 一番最初のトレーニングメニューはうつ伏せで手足をクロスに持ち上げる。だった
 ハテ?なんでこれが歩く事に?と思いながら言われたまま自宅で繰り返して、治療に行くとチェック。
 まだ足上がる。腕は肘じゃなく肩から上げて。
 
 その後は膝立ちの四つん這いから手足クロスに水平に上げるトレーニングだったり、
 ダンベルを肘直角のまま後ろに引くトレーニングだったり、
 一見歩くのとは関係ないメニューが続いた。

 勿論スクワットだったり、前腿伸ばしだったり、片足バランスだったりもあったけど。

 その謎が解けた!
 私の歩き方、手を振るは腕だけ、足を出すは足だけ、全く体幹部分を使えていなかったんだね。
 自分の中じゃナンバじゃないのに、ナゼクロスが使えてないってなるんだろ?って疑問だったけど、やっとわかったあ。

 織田君先生、ちょっと呆れ顔で、えっ、やっと?
 そう、僕からしたら不思議というかなんて難しい歩き方してるんだ!だったよ。
 まずは全く使えてない肩甲骨を動かす事。そこから始めたんだよね。骨盤が足の運動軸なら、肩甲骨は腕の運動軸。猫が歩く時肩甲骨が動くでしょ、アレ!

 腰を撚る!
 骨盤だけでやろうとしても上手くいかない。すると肩だけ回そうとする。それではない。
 でもナゼ出来ないかわからない。
 私の場合胸椎を撚る!って考えたんだけど、これがヒット。肩甲骨と骨盤を意識出来るようになったのだ。
 まぁ、肩甲骨を意識して動かす、これは肘骨折したからこそその治療の中で掴んだものだけどね。
 長年当たり前としてきたモノに疑問をもつ、見直すって難しいね。ケガのようなマイナスに遭って初めて自覚するんだろなあ。
 今、立甲、肩甲骨を猫科動物のようにクイッと出す事がマイブーム。
 でもこれが凄いヒントになったのよ。先生の猫の歩きとつながった!

 歩く時の腕はチーターの前脚を想像するとわかるように肩甲骨グイグイ動く。私のように骨盤の動き悪い人は、先に肩甲骨を動かすトレーニングをする方が腰や股関節の痛みが少ないのだろう。
 
 織田君先生に、
 一つ一つの動き単体では理解しても、それが体全体の何処にどう作用するかわからなかった。あまりに、理解が遅すぎるよね?
 そう話したら
 
 織田君先生
 たしかに。1回でわかっちゃう場合もあるけど、たいていは適当に理解したつもりでやってると思うよ。トコトン考えて理解しようとするだけ偉いよ!
 骨盤が動き始めたから、肩甲骨と連動する事に気がついたんじゃない?リハビリは一つずつ。でもある時連動するんだよ。と
 
 トコトン考える。たしかに!その場でただわかんない、って言うんじゃなく、言われた動作をやってみて、ここが出来ない、これでいいの?と次回先生に確認する。これの繰り返しで、ある日ピーンとくるのだ

 私、思わず
 そりゃ、ダテに、趣味はリハビリ!じゃないもーん。
 って言ったら

 げっ、趣味リハビリ!なんじゃそりゃー
 ってしばし笑いになっちゃった。
 
 せっかくの治療だもん、楽しくやらなきゃね。趣味はリハビリ!
 いいじゃない。