起きたら肩が!
 ヤバイ、ついに脱臼したか?
 いや、そこまでじゃないな。
 
 とりあえず包帯固定して。今日はスケジュールいっぱい治療無理かな?

 午前の仕事をしながら様子みたけど、どうにも気になる。幸い午前の仕事忙しくないので、ちょっと早く上がって診療時間ぎりぎりに織田君先生に駆け込む

 脱臼ではない。
 まっ外れやすいから、今の肩の状態なら、それもあり得るのよね。
 肩甲骨と鎖骨、上腕の筋肉などほぐしたり、正しい位置に戻したり。 よかったよかった!

 合わせて股関節も治療してもらう。いつもの股関節でも鼠径部でもなく、お尻と前腿の鼠径部のちょっと下から内側にかけて表面が軽く触るだけで痛い。
 先生から昨日のレッスン何をやったの?って聞かれたので、
 実際、コレ?って思いあたる動きを。グランロンデジャンの変形バージョンとI字、Y字、O字バランスと呼ぶ脚上げ。
 先生、すぐにハイそれです!
 なので今回の痛みに関しては、筋肉痛的なもの。ほぐせば問題ないらしい。

 先生
 それにしても、この股関節でその動きが出来るってある意味不思議。特殊な股関節構造だよ。
 肩も、その後手で脚持って上げた時に、無理な力かかったんじゃないかな?

 脚も肩も、治療しながら、
 それでも、アドバイスした自宅ケアしっかりしながら、治療も忘れずやってくれたので、ここまで使えてるし。治ってきたんだよね。自分褒めていいよ。
 って

 あら?そうなの。
 元々条件の悪い関節構造を、ギリ支えていた筋肉や靭帯が年齢と運動不足で弱ったり伸縮しない劣化ゴムみたいになって、支えられなくなって生じた痛み。
 運動しながら、筋肉を少しずつ鍛えて関節を支える。
 それが出来なければ、関節のすり減った軟骨を人工に交換。股関節に関しては人工股関節に交換するしかない。と整形では言われた状態。

 けして楽な道のりじゃないし、痛みを伴いながらの治療トレーニングだったけど、私はやってよかったと思う。
 先生には、ここまで辛抱強くリハビリ続ける人いないから、治らない。無理って医師は言うんだよね。
根性の成果だよ。
 って笑ってた。

 確かにね。
 嫌になるし、無理なのかな?って不安になるし。手っ取り早い手術になるよね。

 でも、道まだ半ば?いやまだまだ入り口?
 それでも、源ちゃん先生もいるし、頑張れる限り頑張る。
 肩もね。
 肩甲骨周りの筋肉をしっかり鍛えて、肩関節が安定出来るようになるまで、リハビリ辞めないよ。

 筋肉は裏切らない!
 自分の体は自分次第さ