死別 | 魚屋のブログ

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妻を膵臓癌で亡くし、絶望の中ですが、亡くなった妻のために生きていこうと奮闘するアラフィフです(^^ゞ

去年の9月に妻を膵癌で亡くしました。

もうじき半年になりますが、少し記録を残しておこうと思い数年ぶりに投稿します。


あれは21年の12月末、妻から白い便が出ると、直ぐに近くの医者に行きましたが、大きな病院で精密検査を受けて下さいと言われ街の総合病院で検査すると、膵臓癌であると告げられました。何もしなければ余命2ヶ月だと。目の前が真っ暗になりました。白い便は膵癌が胆管を圧迫して胆汁が分泌できなくなったためでした。


膵頭部癌のステージ3。もう少し設備の整った病院を紹介され、そこから辛い闘病生活が始まり、化学療法ではフォルフィリノックス→アブラキサン→オニバイトと効かなくなっては変え、胆管炎に何度も邪魔され進行が進んでしまう癌・・・・・


食事療法も色々試すが効果なく、日に日に弱っていく妻をただひたすら見守り看病する日々でした。何をやっても効果がない、誰にも相談できない、相手がいないでお互い疲弊していくなかでも、休日は妻の大好きなドライブで行けるところはどんどん連れて行って思い出残したくて・・・・・・😢


そして恐れていた転移、肝臓、脾臓、副腎と急激に妻の身体を蝕む癌・・・脳にも転移し、夜中にてんかん発症して倒れて救急搬送され、奇跡的に意識を取り戻すもそこから僅か1ヶ月で天国に旅立ちました。54歳でした。


そばで看取ることはできましたが、お互い心の準備ができていなかったので残す言葉も無く、ただ、最後に妻からみんな大好きだからね、と言われ私からもみんなも大好きだからねと伝えることが出来たので、それだけが救いになっている気がします。


助けられなかった罪悪感、そして後悔ばかりがのこりますが、妻への感謝の気持を忘れず少しずつ少しずつ前に進もうと思いますが、会いたいです。話ししたいです。