避暑と九州山地の岩魚 | ぎりっちょの散歩釣り日誌

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長い梅雨が明け、連日熱い日が続いていますね。
ならば、と少々早起きして涼しいところを求めてやってきました。

山里(緑仙峡)の静かな夜明けです。

内大臣橋。
完成した昭和38年以降”東洋一高い橋”として話題に事欠かない橋でしたけど、今は訪れる人も少なくひっそり佇んでいます。

しかし紅葉シーズンになると橋からの景色を求めて訪れる人も多くなるそうです。50年経ってますし橋が落ちなきゃいいですけどね。

今日は竿を抱えて内大臣川で避暑です。
子どもの頃から身近な川の一つだったのですけど、なぜかはじめて。

林道なので道はかなり悪いですが、なんとか普通車でも通れます。

もともと水量が豊富なせいか、途中には発電用の堰がいくつかあります。
が、そのせいで下流の水は思ったより少なくなっています。

涼しそうですね。

支流もたくさん流れ込んでいるので付近を偵察しながら上流へ向かいます。

途中谷がどんどん深くなっていきます。竿を出したいけど渓に降りる道がよく分からないので、適当な支流を見つけて釣り下り、谷深い本流に出ることにします。

支流に降りた一投目でいきなり白い斑点をした20cmほどの岩魚が釣れました。

次は紅い斑点の同型岩魚。

この渓は岩魚しかいないか、と思いきや。

やや黒っぽい同型のヤマメが釣れました。
高い樹木に覆われた薄暗い渓に棲むと魚は色が黒くなるのでしょう、かね・・。

岩は大きいし薄暗いし支流を下るのは思ったより大変でした。でも蜘蛛の巣がたくさん張っていたので運よく先行者はいなかったのでしょう。

本流に合流するとすぐ下に堰。堰の坪には魚がたくさんいるかも、と思って上から竿を出してみましたが届きませんでした。(笑)

ずっと昔、阿蘇外輪山麓で大きな堰の上からわざわざリール竿を使って糸を出したこともありますが、その時も釣れませんでしたね。(笑)

今度は反対側から流れ込む支流を少し遡上してみますが、あまり反応がありません。きっと普段は水が少ないのでしょう。

再び本流に戻りますと・・

砂をかぶっていますが今度は白いヤマメがヒット。

そしてこの日最大の大物、白い斑点をした27cmの岩魚が釣れました。

その後ず~っと遡上しますが、次の堰まで5cmほどのヤマメ幼魚が多く、良型のイワナ、ヤマメはほとんど釣れませんでした。

びっくりしましたね、釣果の8割は岩魚。
以前のことは知らないけど、いつからこれほどの岩魚がいるのでしょう。いつから九州にイワナが居た、とか居なかったとか興味あるところです。

涼しい一日でした。

帰りに鮎ヶ瀬交流館で昼食と珈琲を。
いつも二人居るのですけど、今日彼女はお出かけのようで彼が一人で頑張っていました。

家に野菜はたくさんあるのけど、あまりに旨そうだったので併設された無人市で完熟トマトにピーマン、それに珍しい干し納豆を買って帰ることにします。

先月買った”すげばあちゃんの唐辛子の麹煮”は大変美味しゅうございました。干し納豆はどんな味がするのでしょう。