妄想です。




自己満足のBLです。



妄想ですから…アセアセお願い


父が突然倒れ
手術になりバタバタしてます。

私は元気
父も多分大丈夫だと思ってます。

家庭内が落ち着くまで
少しお話を休みます。お願い




ブルーインパルスをイメージして

作られた

ブルーインパルス アイスパークリングワイン

を頼んで


エビフライとチキンソテーを頼む


何もせず待てば

大野さんが気を使うだろうから

ゆっくり


つまみながら


青いスパークリングを口にする

発砲する泡が

口の中で弾ける


「うまい…」


「櫻井さん

何…さっきからボタンで遊んでいるんだ?」



さっきはずれて

大野さんが受け取ってくれた

ボタンを

無意識にテーブルの上を転がしていた


「いや

あの…松本さんはボタンを

自分で付けれますか?」


「つけれるけど…」


「やっぱり…

ボタンが付けられなくて

あの

恥ずかしいのですけど

大野さんに教わる事にしたんです」


松本さんは窓を見て


「なるほど…

大野先生がきましたよ」


窓から住宅街の歩道を

軽快に走ってきた大野さんが見える


私との待ち合わせに

走ってきてくれるなんて

嬉しいな


今日はTシャツにデニム


カランとドアが開き

店の中を見て

私を見て


「待たせて

すみません」


針と糸…を振る…

そうですよね


「美味しいお酒とつまみで

楽しんでたので

大丈夫です」


外れたボタンを見せると

大野さんは



「これ…これ

凄いアイデアなんだよ

松潤


見て見て

ボタンを接着剤で止めてあるんだよ」


いや…大野さん…アイデア?

松本さんが



とんでもない顔してるよ…見て見て

ほら


大野さん…何

ニコニコしてるんです

その

接着剤付きボタンを

松本さんに見せるのやめて…


「ふふっ

櫻井さんって

きっと人とは違うアイデアをもっているんだよ


さてと

自分は

ビールと冷奴と…タンシチュー」


「はいよー」


松本さん凄い引き攣った顔のまま

…戻って行ったけど…


大野さんとてもご機嫌で何よりですが


「凄いよね

この残った糸にこんなに上手に使って」


「いや…あの

裁縫がまったく苦手で

針に糸を通すまでしか出来ないんです」


「…じゃっ

針に糸を通すは練習しなくて良いね


良かった」


横に座った大野さんが

針と糸を渡す


二人掛けのソファーではあるが

私の手元を見るのに

とても

身体が密着してるんですが


「まず

糸の玉出来る?」


うわぁ…顔が真横

汗が吹き出す


「緊張してる?櫻井さん」


「あ…はい…苦手なもので…」


ハンカチでおでこの汗を拭いてくれんだけど

それは

あれだ

逆効果なんです


ふわりとかおる大野さんの

甘い香りがする



「櫻井さんて

前も思ったんですけど

体温高いですよね


あっ

玉出来たじゃないですか」


手汗のおかげで結ぶ事がなんとか

手汗にも

良い事があるんだな…

…大野さんのこの香りなんだろう


甘くて赤ちゃんみたいな…

パイロットのかっこいい姿とのギャップ


やばいな

益々好きになるよ…