妄想です。



自己満足のBLです。




妄想ですから…お願いアセアセ


案外ブルーインパルスのファンがいて

嬉しいです


私が好きになったのは…


空自の基地で

航空祭が近くなると


ブルーインパルスの訓練が見えるんですよ…

とても

空が高く青い事を

スモークが教えてくれるんですよね…




報告を終え

松本さんのお店に急ぐ


福岡での展示飛行で

自分の

お気に入りの明太子を買った時

櫻井さんにも

何故か食べて欲しくなって

買ってしまった


…買った後


自分…


…櫻井さんは明太子好きか知らないのに

何を勝手に買っているんだろうか?


慌ててLINEをしてみたら

明太子は好きらしい


良かった


輸送機に自分の荷物を乗せて

松島へ


誘導路を通り

ラストチェックを終え…

滑走路へ

金属音がやたら高くなり

トランシーバーに

管制官からの離陸の許可…


隊長のドルフィンを目指し

計機の針が

安全を伝えてくる…よし


「fish テイクオフ

よっ」


太陽に向かってドルフィンを一気に上昇させる

この時の重力が


たまらない

呼吸を整えて

自分の呼吸音を聞きながら


高速の世界と圧力に身体が馴染むのを

確認する


そのまま隊長の横に

爆音だけを残して空を泳ぐ…

ドルフィン


ジャンプするように軌道を泳ぐ


途中の浜松基地で給油して

整備確認

松島基地へ


今日は雲が厚くて

美しい海は見えない


離陸前

…あっという間に基地が近づいて

ブルーインパルス好きのカメラのレンズが

キラキラ光


水面のよう


迷彩柄の輸送機がいるな

滑走路脇…多分

あれはmuscleそして…櫻井さんだ


まだ東松島での取材があれば良いけど


身体中の負荷が減り

カッと一瞬熱くなる身体


ハッチが上がり

地上の空気と香りが一気に身体を包む


… 

櫻井さんが笑ってるな


muscleは

輸送機が離陸準備か…


櫻井さんとの仕事の事muscleに聞こうと

思ったのに…


…自分から

誘うか…明太子も渡したいしな…


広報室に行き

櫻井さんを勇気を持って誘った…

良かった

大きな目をクリクリさせて

喜んでくれた…


偶然またボタンがハズレたのは

びっくりしたけど…



二宮1曹が現れ

いつものように腕に絡まってくる


「大野2尉〜

相葉3尉といつ飲みに行くの?」


「行きません」


「なんで〜」


「お財布を持たない奴とは

自分は

行かない」


捕まれた腕を払い


「相葉3尉に財布は持たせるから…」


「自分は忙しい」


二宮1曹がニヤニヤ


「あの

櫻井さんですか?

なるほどね


まーくんが…大ちゃんは櫻井さんの

お相手で忙しいってうるさいんですよ」


「ここは基地内

相葉3尉な

二宮1曹


それと

自分は岡田1尉に頼まれただけだ」


「ふ〜ん…明太子

食べたかったな…」


二宮1曹を振り切り基地を出る

相葉も二宮も昨年の

航空祭の時に仲良くなった


…何故か初対面から

懐かしい気持ちがする2人だった


アスファルトから

夕日の当たる匂いがする


櫻井さん…待っててくれるかな…

しかし

ボタンを接着剤で止めるとは


凄い発想力だな

危機的状況にきっと柔軟に

対処するんだろうな…


クリクリの目を輝かせて