妄想です。




自己満足のBLです。



妄想ですから…


我が家の上空を戦闘機が

訓練飛行しているのですが


もう妄想脳の私のな中では

大野2尉が操縦していると空を見ています。


音速の戦闘機の

姿はほぼ見たことがありませんが…

音だけが聞こえてきます。



コメントやメッセージで

同じ方がいて

嬉しいです。




滑走路を何度も何度も

見てしまう


幕僚の岡田さんが

基地での取材許可を持って


迷彩柄の輸送機で現れた


「面白いですね

基地と基地周りの散歩道なんて


自分のおすすめは

ちゃんこ鍋屋の海苔うどんですね」


「相葉さんにもそこは

進められたので

行くつもりです」


良かったしかし

岡田さんが乗ってきたC-1輸送機も面白い


ストレッチャーのまま搭乗できたりする

多目的な輸送機


側壁沿一列づつと真ん中に一列

三列が横向きに

剥き出しのベンチに

防音装備がないので耳栓とか


とても私的には面白かった


乗せて貰いたいけど

お願いして良いだろうか


いや

当たって砕けろだよな


「岡田さん

あの輸送機に乗りたいんですけど…


どんな風に空自の方が移動するのかを

体験したいんですけど

ダメですか」


「凄いうるさいし

窓もないから…どうかな」


「それを…体験したいと言うか…

陸自ならトラックだったり

海自なら飛行機だったり想像は簡単でした


空自の移動は飛行機で定期便があるのは

想像してなかったので」


「なるほど

そうですか…当たり前すぎて

盲点でした。


災害派遣の時は民間人も乗せてますが…


基地移動で定期便があるのは

知らないですか…


広報にもなりそうですね

幕僚に持って帰って許可を貰ってきます」



帰りの輸送機に乗る時

空を見て


「ん…

あちらに

ドルフィンの姿が見えますよ」



岡田さんの指先の空を見る

えっ

何処?青い空 雲が一つ見えるだけ


「あそこ胡麻粒になりました」


…視力は大事と言っていたけど

やっぱり凄い目が良いと思うまもなく

流石がマッハ0.9

ドルフィンが見えてきた


大野さん…

ここからは遠くて

まったくわからない…


と思っているうちに

滑走路に1番機が離陸してきた

そして2番機


きた大野さんの3番機…

旋回しながら

ドルフィンの頭を上げ

あっという間に

着陸


もう3番機しか見えない…


気づけば

岡田さんにご挨拶してない


もう岡田さんを乗せた輸送機は

…誘導路に…


まずっ

輸送機乗せて欲しいとかいいながら

…なんて

情けない


でも

コックピットのハッチが上がって


パイロットが降りてきた時には

大野さんを探していた


整備士達がもうすでに

展示飛行を終え帰投したドルフィン達の

点検が始まった


大野さんも整備士の方と何か話し

その後

ヘルメットを外しながら

装備品を事務所に戻しに行く姿を見て


ホッとする


着替えを終えた大野さんが


「失礼します

大野2尉です


櫻井さん

まだ居るかな」


広報室に顔を出してくれた…

まだマスクの跡が残ったままだ


「はい、まだいました」


「良かった

あの…松潤のお店で待ってて

貰えますか」


静かに笑う大野さん

良いのか

この幸せすぎる展開


「はい、もちろん

今日は奢らせてください


前回のお詫びと

ボタンのお礼です


しっかり付いてますから」


ボタンを見せる…パン

今度は3番目が飛んで行く


飛んだボタンを大野さんは

柔らかな表情で

素早くボタンを取る


「では

これは

自分が櫻井さんに

ボタンの付け方を教えます」


…かっこ悪すぎて…穴があったら

入りたい…


相葉さんがケタケタ笑っている

でも大野さんは

ボタンの糸の接着剤に


目が…釘付け

凄い

マジマジと見ているよ…


チーンと鳴る音が頭の中を通りすぎて行く


見つかってしまった…よ

はぁ

櫻井翔

頑張ろうな裁縫…