妄想です。



自己満足のBLです。



妄想ですから…




紙飛行機で

ブルーインパルスのアクロバット飛行を

楽しんで

笑って


突然…

電池切れ?

私の肩に寄りかかりスースー

眠り出した


こんな小柄で無防備にスースー


「すみません

大野二尉

すぐ寝ちゃうんですよね


タクシー呼びましたから」


「じやっ タクシーまで

運びます」


身体が華奢だから…

簡単に抱き上げられると思った


「よいしょっ」


岡田「櫻井さん受け身とって」


相葉「櫻井さん危ない」


二宮「下ろして櫻井さん」


私は空を飛び小上がりの畳みの上

和紙でできたライトが揺れている

岡田さんの

「受け身をとって」の声で


かろうじて受け身をとっていたから

それとも

投げ方が上手なのか


身体は痛くない


岡田さんに起こされ


岡田「大丈夫ですか

すみません

大野2尉は小柄なんですが


救援隊を目指すほど…

武道に長けてまして…

寝入りばなは

身体に触れると

技をかけられてると


勘違いするようでして」



いや武道に長けててもね…

私を投げ飛ばす理由にはならないですよね

しかし

その後も

うずくまって寝ているし…


相葉さんが


「大野二尉は

普段はとても大人しく優しい方なのですが


寝ぼける事があって

私達は慣れてるし

岡田一尉なら

逆に投げることが出来るんですが


あの声をかけながらなら

大丈夫なので」


いやいや

逆に…ってのも…怖いから


うずくまってる大野さんを


二宮さんが

「ちょっと 起きてください


もう

あなたは


二宮ですよ…

肩を支えます

タクシー待ってますから」


肩を抱えられてふらふら起きた

なるほど

声がけか…


岡田さんが


「fish テイクオフオッケー」


と言うと


「fishオッケー」


なんだなんだ急に

シャキッとしてあちこち見て


「失礼しました…」


「あ おやすみなさい」


大野さん

頭を下げて帰ってしまった


流石

飛行機の言葉で目覚めるのか…

岡田さんとは

よほど中良かったのかな




fish side


テレビ局のアナウンサー

子供の頃から

ブルーインパルスに憧れた自分は


テレビは

天気予報とニュースしか見たことがない


…華やかな人と言うより

とても…

ハキハキした礼儀正しい人と言うイメージ


話し方が

優しくて

沢山勝手にブルーインパルスの話し

しちゃったな

紙飛行機まで付き合わせちゃったのに


優しく笑ってたな…


つい

寝入り端だったから

…また

投げ飛ばしちゃったけど

それでも


「おやすみなさい」って

優しく笑ってくれた…


ふふっ

楽しかったな