妄想です。





自己満足のBLです。



妄想です。


覗いて頂き
ありがとうございます。

話しを続けてますが

見切り発車でございます

皆様

暖かい目で見ていただけたら嬉しいです。


自衛隊ってめちゃくちゃ難しいです。

ブルーインパルスキューンに智くんが乗ってたら

かっこいいな…的な感じで始めてしまいました。


目を細くして見てくださいお願い

お山の恋話しですちゅー




俺みたいな者が
近づいちゃダメと思いながらも

恋する力は恐ろしい

企画なんて物
まともに通った事もない
いつも何日も寝ずに考えるのに
良いアイデアなんて浮かばずじまい

徹夜ではあったが

俺は次の日には
プロデューサーに
企画を出した

ブルーインパルスは
正式名 第11飛行隊

小型飛行機T-4 丸いフォルムのためにドルフィンと呼ばれている

2011.3.11
東日本大震災時

松島基地は被災する


調べると28機の戦闘機や救難機が輸送機
2メートルの津波に水没
二度と空に羽ばたく事は出来なくなった。

たまたま

次の日東京に帰った私は
九州新幹線の全線開通記念の展示飛行の為に
九州の芦屋基地にいた 

T-4の留守番を任された一機だけが
津波に飲みこまれている

今も倉庫の前には
被災したT-4の尾翼が展示されていてる

災害時には活躍する
救難機や輸送機を無くした松島基地
家族との連絡すら取れ無い中
災害復旧活動をした自衛官達
これまでの
復興と松島基地を

情報番組らしく解り安く
東北を思い
前を向く自衛官を中心に

明るいコーナー作りたいと
考えた


「櫻井…
またか
相変わらず報道系ガツガツだね

マスコミは報道だけが全てじゃないからな
笑いを与えるバラエティ
飽きのこないドラマ
日常を色々な色に変えるのも

マスコミだからな」

「…前よりはわかってきた
つもりです

だからこそ
あんなに打ちのめされた人々が
ここの情報番組でも扱える
復興を続けている
前を見る
強く儚い人達を取材したいんです」

本当はただ松島基地に行き
ブルーインパルス展示飛行の訓練を
直にみたいだけだけ…とは
絶対言えない

取材なら基地に入ることも叶うしな


「本当に頼んだぞ
今度報道と問題をお越したら

櫻井はクビ
俺もさ飛ばされちゃうからな
でもあれだな

あの後も各地で震災は起こっているしな
洪水災害もある色々な場所で
被災した人達がいる

その復刻への活力になる情報があるだろうしな
前を見る人の取材か
良いかもな
…」

最後まで話しも聞かず

「ありがとうございます」

頭を下げて
デスクに戻った
通った…始めて…

これも大野さんのおかげ

半年前
私は未熟者なのに
報道に配属され
やる気満々で
取材の事で報道クルーと喧嘩した

自分は表しか見ていない
取材力の足りなさを知らずに
自社の
報道の甘さを言葉を選ばず指摘していた

だけど
それは…私のまったくの誤認で

後から報道プロデューサーに 

『君みたいな取材力なら
小学生新聞でも書いていると良いよ』

と言われた

この情報番組のプロデューサーの松岡さんに
拾って貰えて
首の皮一枚で助かった


防衛省…航空自衛隊航空幕僚監部
広報部

なんか
仰々しい読みだが

電話ではとても気さくに
広報の方が直ぐ
時間を作ってくれた
トントン拍子で怖くなるほど

「始めまして
帝信テレビの櫻井翔です」

「始めまして
自分
広報担当の岡田准一です…」

流石…とても鍛えられている身体の
寡黙な広報官は下を見て
話しが止まった。
やばい
見た目だけで
浅い知識がバレたか…汗が出る

突然
とても明るい声がして

「こら岡田一尉
黙ってちゃ広報にならんだろ

飛行機の説明とか
空自の特徴
自分からしなきゃ広報官とは言えないな」

「井ノ原室長…」

「櫻井さん
すみません
報道、広報室長の井ノ原快彦といいます

岡田一尉は広報に自ら志願し
今年配属で緊張してます
出来る男なんですが
寡黙なんです
でも空自の事をとても良く理解してるので
何でも聞いてください。、

さてと空自のどの商品がいいですか?
戦闘機から救援、偵察、輸送
からの炊事、銭湯
制服美人に制服筋肉などなど

なんでも
おっしゃってください」

商品…なのか?

室長と言う人は自衛官と言う感じを
まったくさせない人だった

自衛官と向かい合う
応接セットの横の窓は綺麗に拭かれている

…窓から
彼に似合うよな青い空が見える

やっぱり
彼が飛ぶ所を見てみたい

昨夜作った企画書を見せる

「あの…松島基地と地元の関わりとかの
取材なんですが」

「松島基地を取材
それは
素晴らしいことです。

松島は
ドルフィンの基地なんです

あっブルーインパルス隊と言うほうが
わかりますか

ブルーインパルスはT-4って言う小型飛行機で
国産の亜音速のジェット機なんですよ。
戦闘機使用から
アクロバット用にしてますが

 パイロットは
訓練時から実務、誰よりも優れた成績を納め
そして
人間的にも優れた
何処でもリーダーになれる
まさにパイロットの中のパイロットなんです」

さっき
何も話さなかった
岡田さんが軽やかに話し出した

「岡田一尉早口で
まくし立てても

民間の方には
理解出来ないとおもうよ」

「あ…失礼しました
とにかく

皆の憧れ
ブルーインパルスを
紹介して貰えるのは

嬉しいです」

そうか本当にブルーインパルスのパイロットは
空自の皆の憧れなんだな

部屋中の自衛官が頷いている
なんか
無邪気に飛行機の真似をして

「きゅーーん ドルフィン」

アクロバット飛行をみんなが見せてくる

…幕僚監部の広報室ってこんな気さくなのか…
そして
なんか…無邪気なんだか