妄想です。





自己満足のBLです。



妄想ですから…




サトシくんを

抱きしめて


月明かりって

こんな明るいのか…


ぼーっと

窓を見ていた


「良かったな

俺のおかげだ凄いべ」


って月が笑ったように見えた…


そうか

月明かりは太陽の反射だから…


太陽ってずっといるんだな

…怪しい神様



この森の神さまのサトシくん

私も

「完成です」なんですね…


触るだけで凍えさせてしまう

それどころか…

怒りを感じるだけで世界を凍らせてしまう

そんな

力が嫌いだったけど


その力のおかげで

サトシくんとは離れられないのか


悪くない

サトシくんがいると私が

「完成です」なんだから…






朝焼けが

青い空を浮かび上がらせてきた

ショウくんの腕に

キスをして

しばらくショウくんの胸の中で

肌のすれ合う感覚を

楽しむ


僕はショウくんのペルル

忘れちゃいけない


ショウくんのペルル

あの氷のように冷たい身体を温められるのは

僕だけなんて…


お空になるなんて言って

ぼくは大バカでした…


出会った時

この森に逃げてきて

…僕の森で泣いていた


涙が僕に身体をくれた…


それだけだと思っていたけど


んふふ

僕だけがショウくんの力を制御出来る

なんて


…ふふっ

これで

二人完成ですでした


「ん…サトシくん

起きてたんですか?」


「んふふ

ショウくん…大好き」


「私も大好きです」



サトシくんからの

大好き

さよならに聞こえてた不安は


消えた


身体の熱はサトシくんからの愛だから

サトシくんの

不老不死の涙は


私の為の涙だったのか?

森の神のサトシくんは

不老不死


私と

ずっと一緒にいるために…

サトシくんの涙の力は不老不死だったとか


…納得

本当に2人でいれば


完成なんですね…


私の涙でペルルになれた

と言うサトシくん

始めから


私への愛で出来たペルルだったのか…



太陽が眩しい

あちこちにペルルが飛び

森がキラキラ輝く


…大きな翼を広げ

サトシくんは私を抱え森を見回る


「ふふっ

ほら

ここからなら

町が一望ですよ」



「ぎゃー高い高い…」


「ショウくん…

うぇ〜ん…ごめんなさいですグスッ


マサキ、カズナリ、ジュン

ショウくんがー

大変です。

うぇーん」






終わり



お話しの更新が遅れたり

やすんだりした中

読んでいただき


そして


誤字脱字の多い私の部屋

尋ねていただき


ありがとうございました。