妄想です。



自己満足のBLです。




妄想ですから…お願いアセアセ


おはようございますニコニコ




最悪な事態は

いつも

突然に幸せを引き裂き始まる



朝ごはんを

みんなで食べてた


マサキ「やっぱ

サトシのカレーはうまい」


カズナリ「これ

本当に美味しいですよ」


ジュン「美味い!」


サトシくんが作ったカレーは

いつも通り美味しくて


「ふふっショウくん頬張りすぎ

お米着いてるよ」


頰に着いたお米を

綺麗な人差し指で取ってくれた時

サトシくんの青い瞳に

窓の向こうの

オレンジの光が映った


一気に表情が変わった

ふわふわの空気も消える…


瞳を開けたまま

森に気を飛ばしてるようだ



「…ん…火事!火事だ…

何処だろう


…ん」


サトシくんが遠くを指差してる


森の端がオレンジ色の光がぼんやり浮かぶ先

「森の入り口の外だから

僕は気づかなかったのか


あそこは

僕の大好きな雑貨屋…です」


森の入り口には

古いものや新しいものキャラクター物

オモチャ箱のような

雑貨屋がある


サトシくんは良くそこを

楽しそうに見ていた


青い瞳がまるで

炎のように揺れる


1人で飛んで行きそうだった

サトシくんに捕まって

私も森の入り口の側まで


飛んだ


マサキやカズナリにジュン

沢山のペルル達が

泉で


「出来ることをするんだ」


と言いあい

小さな身体でもその怪力で大きなカメを抱え

水を運ぶ


「サトシくん…落ち着いて」


「僕は

落ち着いてます」


はっきり言うが

抱きしめてくれてる腕の力から

サトシくんの不安が簡単に伝わってくる



雑貨屋は凄い炎で

空まで明るくする


熱風で

近づけない…


「何で…」


絶望して炎に包まれた店を見上げて

道端に座り込む店主を見つけ


「店主さん…

どうしたんですか?」


「森のお医者さん…

わからないんだ

この頃は暖かくて…

ストーブも片付けたし…

火の元なんて無いのに…


気づいた時にはもう火が手をつけられなかった」


「火傷があるね…

ちょっと見せて


…酷いな」


赤く皮が縮まり真皮が現れた足や腕を見て

サトシくんはカバンから

瓶を出して


人の目を気にせずに

火傷に水をかける


火傷は…あっという間に消えた


「いた!やっぱり

出てきた


あいつだ!

そこの細い身体のやつがボトルを持ってるぞ!!」


四方から

不老不死の力を狙う物達が現れた


…火事は

こいつらが…


身体の奥から

冷たい冷気が

地面が凍らせ火事の火すら


凍らせ消していく


またか

何故…関係なき者を…傷つけて

優しいサトシくんを


傷つける…


自分から聞いた事のない声が出た


「おまえらか…」