妄想です。






自己満足のBLです。





妄想ですから…アセアセお願い



おはようございます。




サトシくんを狙う人は

減ることが無い


「サトシくん

やっぱり…」


「ふふっ

桜は早咲きから遅咲きまで

そして

さくらんぼにリンゴ


山菜も沢山出て

これからだよ

みんな

花見楽しそうだし

お料理のお裾分けも楽しみだしさ


町に行く日が空いて

怪我とかさ

病気とか悪くなっちゃ困るし


町の人には

冬の間…真っ白な世界で

雪かき頑張ってた

ご褒美の春だからさ


そして

畑仕事が忙しくなる前のパワーアップだから」


…その通りだ


「サトシくん


…そうですね…」


そうだよな

この町は

この季節だけ雪かきも雑草抜きも草刈りも

冬支度もいらない


…ご褒美なんだな


この季節が…

辛い冬…を乗り越えた…


真っ白で寒くて

…何もない…


「…大事な春なんだな…」



冬を呼ぶ者として

なんか

切なくなった時


サトシの顔がドアップに


「冬があるからこそ

この季節がワクワクするんです。


大事、大事の冬ですよ


花の色を美しく見せているのが

ショウくんの雪だからね」


なんか

優しく抱きしめて貰えて

…背中を撫でられた


私の心はお見通しだな

サトシくん


初めて

私に触れてくれたペルル


私のペルル

今は森の神


私の森の神でいてくれるのかな…


「僕はショウくんのペルルです

ん?

完成したですから


ショウくんの神さま?


どうなんだ?

森の神さま?

難しいですから


やっぱりペルルでいいです」


頰にふんわり暖かい感触

しっかりしないとな


サトシくんがどんどん

遠くに感じてる自分は

まだまだ


未完成だな…