妄想です。





自己満足のBLです。




妄想ですから…

こんばんは♪
お疲れ様でしたお茶




コンコン


「ショウさん

こんにちは

ショウさん


仕事ですよー」




風磨…

そうだった

森に人が入らないように

1日に何度か森に雪を降らそうって


話したばかりだ


「ふふっ

仕事ですね」


ペルルの姿に戻ってポケットに

すでに収まっている


「すみません…

サトシくん」


「ふふっ…大丈夫、大丈夫です」


ドアを開けると


「なんかショウさん

汗すごくないです


サトシさんも頰が赤くなってますが」


「風ちゃん


何でもないですよ

早く仕事です」


ポケットから

顔だけ出して風磨に喝を入れるサトシくん


いつもの腕白サトシくんの顔


身体の中の熱がすぐに

北風の中で


凍り付いていくのが解る


私は凍りつくほどの血の流れしか知らなかったから

コントロール出来なかったけど


そうか…


森の入り口の道を

ホワイトアウトにするほどの雪と

川を凍らせ


一面を真っ白にする


どこが森の入り口なのかも

わからないほど

全てを白い世界に…


「今日は凄いですね


流石っす

ショウさん」



「そうか…何もしてないけどな」


「氷の城みたいですよ

森が」 


サトシくんがポケットから

顔を出して


森を見る


「凄いです…

雪と氷でキラキラの城


ショウくんと僕の城ですよ」


樹氷に覆われた森が青い空から

陽を浴びて


サトシくんの羽のような

七色の光を放つ




サトシくんと私の氷の城か…


ちょっと


真っ白すぎて

逆に目立ってないか