妄想です。




自己満足のBLです。






妄想ですから…お願いアセアセ



おはようございます。

素敵な一日になりますように黒猫






小さな街と

どんどん深くなる森は


雪化粧をする



サトシくんは真っ白に凍えながらも


「ふふっ

楽しいですよ」


最後までポケットの中で

森が静かに冬を迎えるのを楽しんでいた




「乾燥して

唇がカサカサですよ」




私達の家の屋根にも

雪が積もっている


ペルル達は雪遊びしている


そうか…寒くないのかペルル達は


街の人はみんなため息だったけど


「もうすぐ家に着きます

サトシさん大丈夫ですか」


「大丈夫、大丈夫

楽しいよ…」


赤い頭巾をしっかりかぶって

頰を赤くして

笑う


腕白サトシくんだけど


今日は可愛いぞ…サトシくん


家に着いてから

卵スープを飲んで


「はぁ…世界が

真っ白で綺麗だったです」


サトシくん達ペルルが森を作った場所も

真っ白になり


花は眠り

ペルルは遊ぶ


「あの…

花が無くなったら


ペルル達馬どこでこれから

寝るんですか」



リップを塗った唇が

艶々している


「ふふっ

雪の洞窟で寝るですよ


マサキ達のお花はお家の中で枯れないし


心配いらないです

ここには雪が好きなペルルしか

いませんよ」


サトシくんが私の為に

生み出したペルル達は雪遊びも得意

雪の中で寝る事も出来るのか


「ショウさん

明日も迎えに来ます」


「お疲れ様

ところで風磨はどこで寝るんだ?」


「空に決まってますよ。

高い高い空で

寝てますよ


ショウさんは無理だと思いますが


私は付き風なので

ショウさんのいる場所の空にいます」


サトシくんが


「僕は枕で寝るですよ

ふふっ

僕は特別ですから」


なんか…サトシくん…

やきもちが可愛いすぎて


笑ってしまう


とりあえず

ポケットに入れて


「サトシくんの特別の場所は

私の周りに沢山あるんですね」


「僕はショウくんのペルルですから」


北風の風磨は


「…ペルルは森だから

ショウさんの為の森…なんだ


凄いな

寒さにも強いのか」



サトシくんを見つめる風磨


「なんですか」


「いえ、寒さに強いなら

北風にも優しくして欲しいな…

と思ったので」


「はあ?おまえ

帰れよ


サトシくんがなんでおまえに優しくしなきゃ

ならないんだ?」


めちゃくちゃイライラして

家の中が

パキパキに凍ってしまった


風磨は


「あははは

帰ります。

明日もよろしくお願いします」


深々頭を下げる



「…早く帰れ」


「ふふっ…さよならです


僕は北風さんは

苦手です

乾燥するから」


風磨「はぁ…残念です」


何が残念だまったく