妄想です。



自己満足のBLです。




妄想ですから…アセアセお願い


こんばんは
お疲れ様でした鍋

2月29日って不思議な日ですよね
4年に1度だけある日

爆笑宇宙のワクワクを感じる日




小さな窓から

朝陽が差し込み…


夜中に冷えた空気が柔らかく

暖かくなる


朝ごはんの香りがする中



「サトシ

ご飯を食べてからにしなよ」


サトシくんは雛に餌をあげるのに夢中

3ペルルと私が声をかけても


「もう少し…です

ひなちゃん

はい…うわぁ

僕は餌じゃないですよ」


たまに雛ちゃんに予想通り

食べられてむくれている…


「もう

何度も何度も…


…僕はペルルのサトシですよ

何千年後に神さまになれるんですよ」



「ぶっ…」


つい…

自分から何千年後に神さまになるとか

言ってるから

ジュンのお手製

ハムエッグを吹き出しそうになる


危うく

新しくしたばかりのタータンチェックの

テーブルクロスを汚し

さらに

マサキ、カズナリ、ジュン達に

私の口の中の物のシャワーを浴びせてしまう

ところだった


マサキ達は

気にせずテーブルクロスの上

行儀良く座って

朝ごはんを食べながら


カズナリ「ショウさん

気にせずに食べましょう」


マサキ「ひなちゃんは仕方ないですよ

初めて見た物がママですからね」


ジュン「また寝てたんだろ…

…仕方ないよな」



私と同じ量のパンとハムエッグにサラダ

小さな身体で

本当に良く食べる



神さま…か…


この間、神さまは

とても面白い神さまだったな


とにかくマイペースで

人を緊張させない所は

サトシくんは

…神さまに似てるけどな…



愛と言ったけど

どう知れば

知った事になるのかがわからない


足元にひなちゃんとプンプンのサトシくん

どうやらひなちゃんは

お腹いっぱいなんだな


そしてサトシくんは

…何故か不機嫌…


間違えて食べられてもいないのに?


「サトシくん

朝ごはん食べてください


ひなちゃんは

私が見てますよ」


「僕も見ますです」


「朝ごはん食べてからです」


サトシくんを掬い上げて

テーブルに


「僕が朝ごはん食べるまで

ここに居てください」


「はい…ひなちゃんと一緒に

サトシくんの朝ごはんを

見てましょうかね」



そう言うと

ジュンが持ってきた

コーヒーを渡してきて


「飲んで待っててください

今、食べ終わります


いただきます…」


慌てて朝ごはんを食べる

なんか

機嫌が悪い…ような

気がするけど


ひなちゃんのお世話で

疲れているのかな…


思っているより

生まれて直ぐに

元気に動き回るし

泳ぎの練習まであるからな…