妄想です。





自己満足のBLです。




妄想ですから…お願いアセアセ



おはようございますおねがい

キラキラした一日になりますようにロゼワイン





「だから

僕は餌じゃないよ」


「サトシくん


雛は本の中に書いてある通りだと


自分の上に現れ

口に入る物は餌だと思っているんだよ」



サトシくんは

今度は森に生まれる雛を見せて回る


雛を世話をする計画らしいが


リスやネズミや昆虫を捕まえて

与えるのは無理…


サトシくんは


「みんなが命を頂いて

生きてるですよ


動物でも植物でも

麦も稲も生きてるです。


……とても大事で感謝する事です

大丈夫です」



と言うけどさ…さすがにね


「サトシくんそれは

理屈では知ってますが

そうじゃなくて」


「わかりました。

でも…白鳥さんの卵を拾ったんです」


なんか

大き目の青ぽい卵


「拾ったって?…

落ちてる物ですか?


まさか黙って巣から

持ってきてませんよね」



…黙って

卵を撫でている…これは持ってきたな


「白鳥さんは

稲とか虫だから大丈夫です

ショウくん


雛は

とても可愛いですよ

後3日ぐらいです」


「親鳥は…探してるんじゃ」


「大丈夫です

いつも卵2、3個貰って

食べます


今回は一個育てます」


そう言えば朝ごはん卵焼きがあったな…

なるほど


「大事に育てても南の国に

送らないといけないですよ」


なんかむくれてる


「さよならはしません」


「それは白鳥にとって幸せですか?」


…ポロポロ泣いてる


「ごめんなさい

そうでした

白鳥さんが幸せじゃなきやダメです


返してきます

うえ〜ん白鳥のママさん


ごめんなさいです」


凄い勢いで

泉の茂みの

白鳥の巣に運ぶ…七色の光


白鳥の翼が大きく羽ばたき

威嚇されているのがわかる


「うわぁん

これは白鳥さんの卵ですよ」


また卵を持って走ってくる


「うわぁ〜んショウくん

ママさんが

こんな卵なんて知らないって言うです


どうしよう」


だろうな…

だから毎年2、3個は頂けていた

食べるか育てるか


南の国に行く頃には

群れになるから

なんとかなるだろう


「うわぁ〜ん どうしたらいいですか

うわぁ〜ん」


卵に不老不死の涙が流れてますが

卵の殻だから大丈夫ですかね

まずは


「サトシくん

とりあえず白鳥さんの卵を温めますか?」


「ふえ…えっ…グスン

いいですか?ショウくん」


「育てて見ましょうか?」


「やっぱりショウくんは

雪の王子です ひっく


ひっく

白鳥さん


僕と翔くんが

白鳥ママさんになりますよ〜」


なんだ

自分より大きな卵を撫でてる


雛にまた食べられるんじゃないでしょうかね

何度も何度も

口から出て


可愛いく

怒るんでしょうかね


それとも育てた雛を凄い過保護にするか

とんでもなく腕白に

2人じゃなく

ペルルと雛で私を…


なんか嫌な予感が…


雛もいつか大空に

サトシくんも


…私は?