妄想です。




自己満足のBLです。




妄想ですから…アセアセお願い

おはようございますお茶おにぎり

さぁ
本編の始まり
ペルルは10センチ程の私が勝手に妄想している者達です。
草の上、蕾の中で寝てるかな?
もしかすると
あなたの隣りの方がペルルかも


ゆっくり
妄想に着いてきてくれると嬉しいです
ファンタジー
大変なんですけど
また
チャレンジ!

序章へのメッセージをありがとうございます。
喜んで貰えて
幸せですラブ

素敵な一週間の始まりになりますように照れ






空気が澄んだ森の中
苔に覆われた高台に陽が刺す

…カシャン
苔の中から透き通る水のような塊が現れて
中で
眠る人が現れる

森の中に砕けた音が響く

カシャン

「目覚めた」

小さな羽がキラキラ陽に反射し
あちこちに
七色の光を飛ばす
ペルルが眠気眼で周りを飛ぶ

苔の中の透明な塊から
男が見える

ペルルの瞳が青く輝く


陽の光が

その男の
頭の奥までを明るくする



「私は…」


突然明るくなって
色々な情報が入ってくる

そこには木々が生い茂り
私が知る…森?
大きな大木が丸く私の居る場所を
囲むよう生えている


陽は高い
高い木々の天辺から陽が私を刺す

…長い夢を見ていた

…悲しくて

辛い
何度も
叫び泣いた

  ん…なんて叫んでいた
なんで 泣いていた…

私は


私の頭の中に明るい光が
入ってきた時に夢が
消えていった

私は何故夢で泣いていた?
何を悲しんでいた


私は
私は誰だ

何故ここにいる?

その時

七色の光が私の周りを回る
いや
羽…

透き通る羽が陽を浴びて
七色に光る



…虫?なんだ


太陽の陽が
眩しくて見え辛いな…

身体の周りをキラキラと回る

小さな虫に見えたけど
目の前に
フワリと立つ

人の姿
生成りの布を巻いた服を着て

羽…そうだ
羽…?

何処いった…

七色の羽
なんだ


「おはよう」

「あの…だれ…ってか
私は…いや えっ」

「ふふっ…」

小さな人間の形…
羽がある

天使?

ここは天国

私は…誰だ……
だから此処は何処?

なんで此処で寝てたんだ?
なんで目覚めた?

小さな人間の形の生き物が笑っている

「私はえっと」

「ショウくんだよ
君の名前は」

ショウ?

「なんで此処で寝てたんだろう」

「ふふっ
ショウくんはずっと前から此処で寝てたよ」

また
羽を広げてパタパタと飛ぶ

「君は…
何?」

「僕は…ペルルのサトシこの森の番人」 

森の番人?…?何?

「君…意外にも森の番人は居るの?」

「ふふっ
この森の番人は僕だけ
君が目覚めるまで
ここを守っていた」


番人…人じゃないだろう
どう見ても…

と言うか
私は
人なのか…

どうすれば良いんだ…

私は…
羽は生えてはいないよな

それに
ペルル…?何それ?

ペルル