妄想です。




自己満足のBLです。





妄想ですから…アセアセお願い


おはようございますおにぎりお茶
素敵な一日になりますようにスター




翔くんの匂いがする

パジャマ


幸せだよ



お昼を食べたら

やっぱ 高い熱が出てたんだな


起きてられず

直ぐ横になった

翔くんが歯磨きなんかを手伝ってくれる


長い入院生活してただけあるよな


僕のクタクタな

身体を動かす時に

何のためらいもなく

心地良く援助してくれた


ふらふらで

立ち上がれない時も

何も不自由が無かった


トイレまで

普通に手伝ってくれた…

お尻まで拭いてくれてた


僕ならと思った


翔くんすげぇよ


何回も着替えさせてくれたから


沢山の汗でも

心地良かった


身体を拭く時も

熱々のタオルで気持ち良かったけど


翔くんの手

手は真っ赤だったよな


それなのに

翔くんは楽しそうに笑って

「智くん

辛くないですか…寒くないですか」


僕のことを気遣う


惚れ直すというか

尊敬するよ


好きって気持ちが勘違いしてる僕でも

それは


僕が大切にされてるって解る



翔くん…

パジャマやパンツを抱えて寝てる姿は

僕の宝物になった




好きって気持ちが

わからなかった僕


家族とは違うのに

友達とも違う


僕を

大事にしてくれる翔くん


そして

僕は君を離したくない


…ストンと身体から不快な感覚が無くなって

眠りに落ちそうだな


翔くんと

キスしたいな


…無理だけど


我慢我慢


…エッチしてぇなんて思ってる

自分にも


笑えて


心地良い眠りにドンと落ちた


夢も見ないまま


気づけ

部屋が暗い


体温計は36.7

よしよし平熱だ…


翔くんは…ベッドの下で

寝てる…


昨夜はきっと寝てないよな

夢見心地だったけど

洗濯物を見れば


何回も着替えさせてくれて

身体を拭いてたはず


翔くん


夕飯の準備も出来ている


僕が

興味を持ったオムライスのお粥に

火は消してあるけど

ガスコンロの上には


クリームシチューだよ

僕の好物



今すぐ

抱きしめたいしキスしたい

でも


我慢我慢


なかなか辛い

熱より


辛っ…健康第一だな…


肌を感じたい…