妄想です。






自己満足のBLです。





妄想ですから…お願いアセアセ


こんばんはちゅー
お疲れ様でした。




私も頭を叩きたい…ですムキー対馬!








いつもは機械の音や
作業の音や笑い声でうるさい工場

機械は止まったまま
水を打ったように静まり

新人の対馬と大野の様子を伺っている


翔はまだ
殴り蹴り倒したい感情を
押さえきれないでいる

ニノだって未だに
相葉さんに抑えられなければ
殴りかかりそう…

「離しなさい
まーくん
智をいじめて良いのは私だけ
私の癒しに
何してくれてんですか?対馬さん

智が許しても
絶対に許さない」


「まぁニノ
翔ちゃんも我慢してんだから」

「はぁ?だからですよ
翔さんも智も優しいから

私が
殴ります。
このバカ力…

離しなさい」

「ダメ」


ニノが智くんをいじめて良いかはさて起き
ニノに殴って貰っても
私の怒りは抑えられるものじゃない

松潤も智くんに抑えられて
我慢してる
でも
松潤
…おまえ睨むとさ
その目線で人が死にそうだよ
イケメンは違うな…

くそっ
智くん…本当に力がある

「智くん
手を離して…許せない」

「ありがとう翔くん」

腕がまったく動かせない

智くんがふわふわと対馬に向かって

「あのさ
対馬くん

君は僕と同じみたいだな

わからないんだろ
人の事が…」


「智くん…何?
違う違う…

コイツは根性がひん曲がってんだよ」

智はそれでも

「君はさ人の
心がわからないんだろ

僕も同じなんだよ
僕をどう見ているのか
僕はどうしなきゃいけないのか
でもさ…僕はだからこそ…

喜ぶ事を人にやってやらなきゃって思ってる

君も
工場の簡素化でここの人を
喜ばせようと思ったんだろう

でも
客のことと…僕のことを忘れてたんだな…

今度
企画することがあったらだけど

みんなを考えたら良いよ
そしたらみんなが喜ぶよ…」

「智くん
違うコイツは

智くんの事が羨ましくて妬んでんですよ」

だんだん
みんなの怒りが智の言葉と空気に
癒され

トーンを落として行く
そして
更に智は翔の言葉を聞いて
ふわふわと

「ふふっ
僕が…君みたい才能ある人が

羨ましい?…ふふっ

それは光栄だ
嬉しいよ…

でも妬まなくても君の方が
才能あるんだから

僕は
社長や松兄のおかげで
企画させて頂いてんだから」


松岡は頭を振って苦笑い

「ほらな
大野は凄いだろ

対馬…
おまえは賞を取る才能はある
何十倍も

でもな大野は
おまえの何十倍も
色々な事を考えて企画してるんだ

いいか
解るよな
とりあえず会社はさ
みんなで支えあっている事を忘れちゃダメだ


今回の事は
お客様を傷つけ
そして
ここにいるみんなが
今回の事で心に傷を受けてんだ」


対馬を掴んでた翔の腕の力が抜ける
対馬の同僚の石田は
後ろから
何度も何度も頭を下げて

「すみません
こいつ…なんか勘違いしてるみたいで
普段は良い奴なんです

頭も良いし…

ほら
謝れよ対馬
俺も謝るから
工場のみんなと大野さんに

謝ろう」

対馬は同僚に背を押され

「すみませんでした」

同僚が頭を深々下げた後

「すみません…」

頭を下げた

智は

「対馬くん
良い同僚がいて良いね

ねっ
相葉ちゃん、ニノ、松潤みたいだ

翔くん
とりあえず箱詰め教えてあげてよ…
ダメかな」

ふわふわの空気全開にして
みんなの身体の力を抜いていく