妄想です。




自己満足のBLです。





妄想ですから…アセアセお願い



おはようございます太陽





朝起きた櫻井さんは
いたって普通で

昨夜の事は夢?だったのか…

「潤
美味いな!
智ニィの卵焼きは」

「あい、さいこうれすよ」

パクパクと食べるのは
見ていて気持ちいいとは思ってる

「キャベツの味噌汁最高
だしがいいねぇ
雅紀も残すなよ。
カズ、トマト食べろ」

弟の面倒も良くみてくれて
感謝はしてる…


考え事してると
雅紀が

「智ニィ?何かあった?」

聞いてきて
返事に戸惑っていると

「俺は翔ちゃんはいいと思うよ」

なんて言ってくる
何がいいと思ったんだ?
カズとニヤニヤ何を話してる…

潤を送って家に戻ると
櫻井さんは海外のクライアントと
電話してくれてて

出来る奴で
仕事がスムーズになる

嫌う要素は無い
この数ヶ月
一緒にいて…嫌な事がないんだよ


いつも…僕を一番に考えてくれるから
櫻井さんは
それは大変じゃないか?と思うほど

「大野さんはどうします?」

って感じで
僕ファーストなんだよ…

優しいしな…

なのに不器用なんだけど
今も電話しながらコーヒー飲もうとして

こぼして慌て
隣りのペン立て倒してアタフタ 

ペンを拾って
頭を机にぶつけてる

ペン拾うの手伝うと
何度も何度も頭下げてさ
「ふふっ」笑っちゃうよな…


家族にとっては
綺麗な嫁さんが来て孫がみたいよな…

とも…考えちゃうし…

何より
僕はどうしたいのかだよな…

人間として好きだし
尊敬してる所もある…

恋なのか?
恋ってワクワク、ドキドキするじゃん
櫻井さんは
落ち着く

「大野さん…
大野さん

大野さん?大丈夫ですか」

「は…はい

うわぁ目でかい」

「えっ」

「櫻井さんってさ落ち着くんだよな
その大きな目もさウルウルしてさ
ずるいよな」

なんだ俺
心の声が勝手に口から溢れ出しているぞ

櫻井さん
なんだか嬉しそうじゃん

良かった良かった
じゃなく

「櫻井さん
昨夜の話しなんだけど
恋がわからないからさ
ちょっと考えさせて欲しいんだ」

おいおい…前向きみたいじゃないか…
ほら
櫻井さん

「いいです。
沢山沢山
私の事考えてくださいよ

恋はドキドキするだけじゃないですよ」

「あのさ
同性だけど…」

「はい、でも
今どきあんまり気にしなくて
いいんじゃないですか

私は気にしませんよ
だから
告白したんですけどね」


そうだよな
わかってないな…