妄想です。




自己満足のBLです。




妄想ですから…お願いアセアセ


コメント、メッセージをありがとうございます。

ちゅー嬉しいです。



妄想でアンチエイジングブルーハートハートデレデレ




大野先生に

言われた事で



何故か

智くんの仕草が気になる

そんな

自分は単純…だな…


本当にいいのか…



冊子とジェルや手袋コンドームの入った紙袋が気になる…



助手席で

智くんが

うたた寝をする


少し開く唇…

長いまつ毛



ドキドキするよ

ただ

その気になるか?と言われ


素直に「はい」とは…


何故か


ようやく心から笑ったこの子は

本当に

傷つけられた行為と

愛する行為の

区別がつくのかもわからない



頭の中でグルグルする



頰のキスは

智くんが


心の傷から解放されたからなのか


好きだと言われたからって

セックスに繋げられない…


でも


もし…

もしだ


智くんが望んでいたら

私が躊躇して


「おいらは汚れているから」


悲しく笑う姿を見る事だけは

避けたい…


それを大野先生も心配しているはず



その見極めって

どうすればいいのか


公園に着くと

焚き火の煙が上がっている


サトシが迎えに来て

車を覗く


「智…寝てるんですか…

ふふっ

可愛いですね

櫻井ちゃん」


「そうだね」…


ニヤニヤ紙袋を見ている

透視できるのか


もしかして…


「おいらの森で隠しても無駄れす。

3104の先生れすね

そのジェルは


おいらの好きなものも入っている

甘いジェルですよ」



ウィンクして

智くんの頭を小さな手で撫でて


「大好き…なんれすよ

智は櫻井ちゃんが」


「あ…あの」


「おいらは

美しいと思ってます…

仲良しさんは


前は一人ぼっちで

ここに住んでました。


公園でアイヌ(人間)が

一つになるところを

覗いて


憧れてました

気持ち良くて綺麗ですよ


大事な事です」


「あの…智くんの心の傷は?」


サトシが


「それは櫻井ちゃんしか

治せない…ですよ」


頭を傾げて手の上に乗り


「おいらは治せない

愛する心しか

治せないです」


…凄い胸を張って…見つめられる

参ったな


小さな身体で

全てを知る精霊コロポックルのパワーに


…頷くしかない