妄想です。




自己満足のBLです。



妄想ですから…





不思議の国の智くん…


さっきまで

沢山泣いていた…さとしくん


心が空っぽになるほど

涙を流し

不思議の国は大洪水


大事と思ってた物

必要と思ってた物


全て流れていってしまった…


ここは?

僕は?

君は?やくざ…じゃなくて

ウサギ🐰?


ウサギ🐰に出会い


八つ当たりをして

ちんこのピアスで大爆笑

二ヶ年計画にまたまた大爆笑

ウサギ🐰の案内で


小さな薄いロボット🤖を手に入れ

大満足


お値段の事で

ウサギさん🐰と時計屋さんで

裏取り引きがあったと

疑って智くんは

大反省


ウサギさんはそんな事は

気にせず

コーヒーを淹れる


大洪水の心に

暖かいコーヒーが染み渡る…



ウサギは

次の冒険は

ホテルと言ったかと思ったら

水族館が行きたいらしい

可愛いウサギ🐰ひまわり🌻のよう笑う


心が温まった

さとしくんは

水族館に

ウサギ🐰と行きたいと思う……


心にひまわり🌻が咲いた


全身刺青の

ウサギ🐰ちゃん

ちんこは立派だからピアスはするな…


ふふふ

…可愛いウサギ…


ププププッ ププププッ 


おならをするな…

こら

ウサギ





智の携帯の目覚ましが鳴る


「どこだ…携帯…

こら

起こすな…」


ププププッ ププププッ


目覚まし…か?

なんだ

どこだ…ここ

医局のベッドじゃないぞ…


えっ


うわぁ

智が飛び起きた


翔は横に置いた簡易ベッドの

脇に座っている


「おはよう御座います。

大野先生

なんだか

笑ってましたけど


素敵な夢でも見たんですか?」


智はベッドから

飛び降り


全身をチェックする


術衣のまま

そうだ

4件の手術の後

コーヒーを飲んでソファーに

沈んだ

沈没…


なんでベッド

まして

骨折の患者を


簡易ベッドに寝かせている

僕はこれでも医者なのに…


もしかして

抱えられて

ソファーからベッドに運ばれた?


医師として

とんでもなく恥ずかしい……


「櫻井さん

すみません!


足大丈夫ですか…

痛みとか」


ニコニコひまわりが朝日に

揺れている…


「流石…お医者さん

起きて直ぐ患者の心配して

診察…


大丈夫ですよ。

ほら


良い朝ですね

水族館はいつにしますか」



二人がけのソファーを見れば

足がとんでもなくはみ出し

口を開けて上田さんが寝てる


僕のせい…だよね…


「水族館…

僕が休みじゃないと

駄目ですよね…」


「えっ

1日私と居てくれるんですか」


「水族館なら

お弁当を持って行くのかと?

思って…あれ?」


櫻井さんの大きな眼が

更に大きくなり


肉厚の唇に手を当てたかと思ったら


「大野先生…

大野先生

嬉しいです。


お弁当!お弁当持って

行きましょう


そして

可愛い一面を発見しました。

あははは」


「…僕…ふふ

そう言う事良く知らないんで…

後から

休み教えます。


失礼します」


慌てて病室をでる


「姐さん

行ってらっしゃい」


廊下の菊池に頭を下げ

病室で


「上田!上田!


お弁当付きのデートだぞ


おい

起きろ!「ふふ」って天使が

弁当付きデートを

してくれるんだ」


上田を起こす声が廊下に

響きわたる


それにしても

なんて夢見たんだ


櫻井さんがウサギ

全身刺青のウサギ


「ふっ あははは

なかなか

可愛いかった…」