妄想です。






自己満足のBLです。




妄想ですから



智と翔は

華と張の痴話喧嘩を揶揄いながら

「ふふ…
好き…なんだね」

「そうですね。

素敵ですね
不器用でも作って
それを
着けているなんて」


「うん…うん
どっちも…も…す好き…なんだね…」


華が

「ん…二人は
ネックレスですか?」


「んふふふ…僕が
つ作ったんだ…」

「そうなんですね…
とても…お洒落なネックレス」


張が

「櫻井様
あなたも…頑張って作ってみます?」


「それは
無理…無理
ヂャンさんのより酷くなるから」


華が

「いや…こう言う物は心だから…
作り方
教えますよ」

翔は慌てて首を振る
智はニコニコ

「ゆゆ指輪は
じゃ…邪魔になるから…
これ…これだけでいい
これだけで…うん…うん…これが大事

うけ…受け取ってくれた…翔くんの
心が…大事…」

「そうなんですね…
海亀さんらしい

素敵なネックレスですね

ヂャン
私もおまえの不器用な竜を
受け取ったんだ」

「暁様…あの…」


「ハナだ」

「暁様…」



翔と二宮は顔を見合わせた
智の心の言葉が
出てきている
握り締め

言葉に出来ずにいた事が

言葉になって
出てきてる…

暁 華(シャオ フォ)、張 洋(ヂャン ヤン)
のおかげで
太極拳が出来る事

智から
軽く聞いていたが

智の中にしっかり残っていた事

ネックレスの翔への思い


暁 華、張 洋が
とんでもない人達かもしれないが

この出会い
信用して
甘えようと思う…


相葉の真剣な
練習ぶりに

張が
「暁様に比べて私は
劣りますが

私の模範演技を
本当は…私の画像は
残したく無いのですが…特別に

説明付きで
送ります。

毎日練習して下さい」


「いいの」

「太極拳は誰でも簡単に出来る。
そして…
とても奥深く
終点は無いですから

あなたは
鍛錬を怠らない人のようなので

大野様のリハビリに
なると思います」


「やったー」


翔が

「私も
一緒にやってもいいですか」

二宮も

「私
…運動が苦手なんですけど
いいですかね」


張が笑って

「二人とも大丈夫です
みんなで
やれば上達も早く
助けあえますから」

松本が

「張さん
翔さんやニノには
厳しくしないでくれる?」


「あははは
二宮様には優しくしますけど

櫻井様は
大野様の為に厳しくします。
出来るはず」


「あはは…
そうか」

「そう言う
松本様も…
たしか

高校から…

あれ?太極拳出来ますよね」

「いや…ほら」

松本は小さな声で
ヂャンの耳元で

「智が上手すぎて
強すぎて
見せたくなかったんだよ…

秘密にしてたんだよ」

「そうですね…
あのように
後遺症があるのに

とても美しい
演技ですから

なおさら
皆で
おやりになるといいのでは」


張と松本が話しでる間に

華が智と二宮に
お遊びで

剣を教えている…
それを見て

「とても強かったんですね…
大野様…は…


お辛いですね…
松本様…」

「みんなは知らないけど…
智は強くて…

敵を倒しながら

そう
華さんや張さんのように
舞ってたんだ
鶴みたいに」


張は松本にそれ以上は聞かなかった…

ただ
松本の横に座っていた