妄想です。


自己満足のBLです。


妄想ですから…


でかい看板…
銀座の夜空に…
自分が

浮き上がっているぞ…

モノクロの写真に
時計だけリアル


スキューマの恋人
キャッチフレーズ…が…赤い文字

俺は確かに
目立っていないが

この銀座に

看板が目立っている…



「智さん、 素敵すぎてみんなにあまり
見せたくないので
モノクロに」

ニコニコ説明される

いや
見せたくない…
見せたくない?

看板…でかいし…


ショップの店員が
騒ぎ出すし…

2階のVIP roomに案内され

フィッティングルームに
何故…

着替えているのに

櫻井翔は
そこにいる?今日は
いる必要ないよな…

「はぁ…今日も
ベリッシモ(超絶美しい)智さん
この下着
今日はワイン色なんてどうです」


またまた
どんだけ派手なのがお好み?

「僕は黒で…

櫻井さんは
何色なんですか…」

何故Tバックを受け入れている俺…

「智さん!

私の下着に
興味があります。
嬉しい」

興味?ないない
何を嬉しそうにしっぽをパタパタ


「今日は勝負のエメラルドブルー

日本人の肌に
とても合う色なんです。

ベッドでならお見せできるのに…」

いや…なんで
櫻井翔は
俺をすっぽんぽんにして
下着を選んでるのに?

何を…ベッド?って自分で言って
赤くなって恥らっている?

勝負って?

はぁ
櫻井翔
おまえの
…恋って大変だな…



「今日のディナー
智さんらしさが出る
ブラック

Yシャツはドット
こちらのリボンのついた
少しドレッシーなものを
リボンを

このリボンを
解く時はドキドキしますよ」


櫻井翔…だから…

紙袋のスーツじゃないの?

テキパキと着替えを手伝ってくれる…けど
なんだかな…

クリクリ瞳に
見つめられ

言われるがまま…
逆らえない
看板の件すら
丸め込まれ

なんだか
とてもドレッシーな
スーツに


髪をセットしながら

「良かった
数パターン
智さんので仮に
作っておいて」




えっ
まだあるの…


はぁ

「腕時計
着けてください」


また…

当たっているぞ…
櫻井翔の元気くん。



「ブリッランテ(輝かしい)
はぁ
智さん
ディナーに行きましょう」

「ああ…」


目立つよな…
VIP roomから降りていくと

店員も客もざわざわ

頼むから
腰から手を離さないか…

今更だけど…


「智さん
スーツ捌きが綺麗で
みんな
注目してしまう」


ちげーわ
櫻井翔のエスコートがな
濃厚すぎなんだよ…


それより
スーツ
俺を見ただけの感じで
何着…作ったんだ

……0は数えられる額がいいんですけど…