妄想です。



自己満足のBLです。


妄想ですから…

前記事の質問にお答え
いくらは醤油漬け
鮭の卵のもう一つの漬け方が
ほぐさず出汁と塩で漬けた「すじこ」筋子
ちゅー

どちらも大好きなんですが
筋子はおにぎりに最高!
いくらは朝、いくら丼にするのが最高!

さて
叱られた翔くん
まだ
何かありそうな智くん


私よりお話は
必ずハッピーエンドですブルーハートハートデレデレ
ちょっと
このお話
辛いところがあるかもしれないです。
必ず
ハッピーエンドにしますから
許してアセアセ



智は
再度、手を合わせ
食事を始める。



翔は…

箸を下ろし…

目の前?
私に何が見えていない…

周りをを見つめる

智の友人達が持ってきたおかずは
どれも…
質素だが
手をかけたもの…

家は黒光りしてる柱や床が
長年手入れされている事を伝えている…


ちゃぶ台も
一枚板…代々役宅に住んでた人が
使っていたのだろう


流し台のタイルも蛍光灯の明かりに
ひかるほど
磨かれている


目の前の人達は
和やかに酒を飲み

私に気遣わせる事なく
ボソボソと
話している…
三人


翔は智を見つめる

静かな人…
その意味が

話しをしない人ではなく

空気を震わせずに
たたずむ
姿なんだと知る…


大切な食事…

翔も再度手を合わせ
食事を始める

やはり
今まで食べた事ないほどの
美味しさ…

おかずもどれも
美味しい…

さっき
智に意見されて…
落ち込んでいたはずなのに

食が進む

パクパク  パクパク

「うまい…本当に 美味しいです」

頰を膨らませ
食べる姿…はまるで
冬眠前のシマエゾリス…



智が吹き出した…


「あははは
櫻井くん
面白い…いいよ、いい

あんたの…事
嫌いじゃないよ


むしろ
好きだわ…
あははは」

智と同じぐらいの体型の男が


「智?
何を言ってるんです?」


「あははは
だって…

さっきまで
虎かと思ったら
子猫になって

あははは
今はリス

あははは最高だよ」

「ぶっ…確かに あははは
大ちゃん
そうだね…あははは」

「確かにだな…
あははは

根っからの悪い奴では
無さそうだな」

「そうですか?
私は

世間知らずのボンにしか見えないですけど」


「かず…そうだけどね…

あははは
それも含めて

面白いじゃないか

思い通りになる人生を
信じているのは
悪くないよ…

そこから
問いが始まる…
しかし…ぶっ…

あははは

両手に大量の荷物を
櫻井くんは持っているんだな」

智は
笑い転げていた

翔は
何故か腹が立たない…
それどころか

突然…笑いだした
智から

やはり
目が離せない

涙を流し
腹を抱えて笑う…

なんと楽しそうに
笑うんだろう


不思議だった…