妄想です。




自己満足のBLです。

妄想ですから…

翔くん
大丈夫かな…セキセイインコ青
笑顔でいますように


翔は
優しく
智を見つめ


「智くん
…  私が知ってるのは…
ヘイシャーホェイ(中国黒社会)の首領

八合会の

暁 華 (シャオ フォ)


とても
凶悪です。

欲しいもの以外は
簡単に

命を奪っていきます。

自分の好きな物を
どんな手段を使っても

手に入れていく人です。
経済界から
政界にも影響があります。

一般の人にも簡単に手を出してきます」


「翔くん
が…

危険に…なるの?」

「多分ですが
あなたを手に入れるのに

邪魔になるものは
全て
衛護の知念くんや山田くん…岡田も…

危険です。

本気で狙われたらの話しです。
だから
コンタクトを外すのは
家だけに…」



「翔くんは
その…シャオ フォって人を
知ってる?」

「姿は見たことはありません。
影武者が何人かいるらしいです。

オークションで
競り合った事があるだけです。
有名なオッドアイのコレクターです」


「人まで」


「私と競り合ったのは
犬や猫や鳥です。

噂では
人もと言う話しは聞いています」

「噂だよね…僕の
噂と同じで
本当はそんな事してないかも…」


 「智くん…
残念ながら
人の売買は現実にある話しです。

貧困な地域では
人も商品です」

「でも…僕は大人だよ…
おじさんだよ…

狙われるかな…」

「シャオは…私達と変わらない年齢で
gender minority…
ゲイです」

智は現実的には考えられなかった。
大人の男性が
狙われるなんて

この
日本で…
拳銃なんか使えないはず…

みんなが心配症なんだと
考えていた。


翔は
八合会の怖さを知っていた…
そして
シャオの冷酷さとカリスマ性…

日本にいたら
忘れてしまうが…


日本にも奴らはいる
どんなセキュリティを持っていても
手のひらで転がされる…



もし
智くんが狙われてしまったら
助けられるか…

でも…智の目が曇る姿だけは
みたくない

智くんが
また
自分の生まれた事を責める
姿は見たくない