海の釣りで、玉砕。ならば渓流テンカラでと、朝8時から近所の渓流。源流部へイワナ狙いで向かいました。
先行者らしき車が止めてあり、おかしいなあ。先行者なら源流付近にしては離れてるし、大丈夫かなと、
まずはいつもの練習した下流よりの普通のポイントでドライフライを打つと、パシャ!っと一投目で
20センチほどのイワナが釣れてくれ、
そのすぐ上流でもヒット!しましたが、外れてしまいました。
先行者は打ってないなと、安心してポイントを源流コース入り口まで移動し、打ち始めますが、今度はなかなかアタリがありません。ああ打たれてる…
ここは必ず出るという、ポイントでも出ません。
すでに1匹、練習ポイントで釣れて画像を残せているので余裕がありますが、やはり釣れません。
とうとう、砂防堤へ到着し、狙うも出ず。ニンフは帰りにとっておく事にしましたが…
まさか、先行者は砂防堤をかわして、上流にいる?!不安がよぎります。砂防ダムをかわして上流へ…
今回は苦労なく、砂防堤をうまくかわせました。その後ポイント毎に釣り上がりますが、全く魚が出ません。
3箇所目だったかで、自分のクマ鈴とは違う、遠くからクマ鈴の音が聞こえ、しかも近づいてきます。
先行者さんが1名下って来ました。
おはようございます。と挨拶して話すと、
上流の魚留めまで釣り上がり、6匹ルアーで釣られたそうで、とても気が利く方で、場荒れしたかもしれないと恐縮されていました。少し情報交換の後、お互いねぎらいながら別れましたが、無意識にビーズニンフを結んでいました。は!と、我に返り。またドライフライに戻しました(^^)
しばらく釣り上がり、自分の釣り上がった事がある最終ポイントへ到着してからも、アタリや魚影すら見えません。そこから少し難所を登り見ると、川が二股になっており、左手は下から見ても10メートルほどの高さから階段状に落ちて来ており、まずはこの左側へ打ちながら登り切りましたが、アタリなく。岩が崩れて崩落する危険もあり、下って右手に行くと良さそうなポイントが続いています。
↑が冒頭の渓相になります。
右手に入ると、アタリが出だしました。
各ポイントでアタリがあり、20〜28センチのイワナが十数匹釣れ、時間も11時近くなり終了しました。
先行者がいると、アタリがこれほど無いという事と流れの筋の流し方で差が出るのがわかった秋田県渓流釣り元年。テンカラのブログやウェブ、雑誌では竿抜けの方法など目にしていましたが、今回大変貴重な体験ができました。
きっと海も同じ。繊細な攻め方も必要だと思いました。
秋田県は渓流釣りの期間が9月20日まで。
魚たちは婚姻色が強くなり産卵に備える時期になります。あと少しの期間、自然を勉強出来れば良いと思いました。
いつか北海道の渓流でテンカラもチャレンジしたいです。今回はこの辺で。
ではでは