記事タイトル通りの検証です。

(簡易試験)


サカサの取り付けについて、これまで瞬間接着剤を使用する方法で仕掛けを作ってきました。

ですが、先日の試験から接着剤を使用するとハリス強度が落ちると予想されました。


この件について、どう受け止めていくのがいいでしょうか。


対応として思いついたのは以下の3点です。


①強度の出る、結束を採用する。


②瞬間接着剤より適した固定法を採用する。


③現状の方法で十分に強度維持できる号数設定とする。



この度、②の改善案について、UVレジンの使用を思いついたので、一度テストしてみます。


また、前回のサカサを用いてのテストはコスパが悪い(サカサ一本で50-100円)と感じていたので、今回はコスト削減のためチラシ針でのテストをします。


今回の条件設定は次の通りです。


①→針を外掛け結び(7回巻)で固定




②→針を根付糸で巻き、UVレジンで固定。






③→針を根付糸で巻き、瞬間接着剤で固定





・使用する針はオーナー 一角チラシ 7号。

・使用するハリスは東レ トヨフロンLハード 1号(約15cm)。

・根付糸はナイロン0.2号。

・ハリスはヒゲなし、抜け防止の結びコブ無し。



さて、結果は?



①外掛け結びは2つスッポ抜け、1つ針折れ(3回目)
②UVレジンは全てスッポ抜け。
③瞬間接着剤は全てチモト切れ。

テスト後の針です。左から条件①、②、③

①の外掛け結びのみ、ハリス強度が針強度を上回りました。また、針が折れずともかな1キロを超える負荷がかかっている際には、針先がほぼ開いてしまうほどに変形していました。

期待していた②UVレジンは負荷をかけるとあっさりと抜けてしまい、仕掛けの固定にはイマイチな印象です。
次はヒゲに結びコブを作って抜けを防いでテストしたいです。

③瞬間接着剤は外掛け結びに及ばない強度ながら、800g程度の強度が目安となるようです。


今回のテストについて、考察は省きます。

今後のテスト内容について下記ラインナップを検討中です。
「UVレジン+抜け止コブ」
「結びコブでの強度低下」
「瞬間接着剤比較」
乞うご期待!

 

 



 

 



 

 



 

 



 

 



P.S.
UVレジンは使用済みの針を捨てるには便利?

カッチカチやぞ!