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教祖☆さかなくんのブログ

携帯ゲーム【単車の虎】で1年以上ブログを書いてきましたが…文字数が制限されてしまい…こちらへ引っ越してきました…(*_*;

39話まで単虎でアップした話しです。40話以降は、月に2回ペースでアップできるように頑張ります♪

episode106

【オレ物語・本丸・第74章】

〜final stages〜


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これまでのあらすじは、メッセージボードへ移動になりました(・ิω・ิ)

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2年間ホストをやってきたオレ…

2年間、店のナンバーワンとして過ごしてきたオレも実家に帰り家業を継ぐ決心をした…

オレの家は農家だ。

子どもの頃から、親が畑で働いている姿を見ていた…

オレんちは、田舎だから農家が多い。

でも、子どもの頃から都会とかに住むのがカッコイイと憧れ、将来は農家をやりたいとは、ひとつも思わなかった…

オレには姉がいて、姉は子どもの頃から、スチュワーデスになりたいとか、看護婦になりたいとか言いたい放題だった…

オレは農家の長男だったから、親父に

『将来は百姓になるんだぞ!』

と言われていた…

冗談かも知れないが、オレは真に受けていたので、オレは将来農家をやるしかないんだと幼い頃から思っていて、将来の夢とか希望とか持てなかった…

一番辛かったのが、小学生の頃の文集で
【将来の夢】と書くところがあった…

ミニ四駆が好きで、タミヤ模型の会社で働きたい!って思ってたけど…親に怒られそうだし…

戦闘機が好きだからパイロットになりたかったんだけど…

きっと怒られるだろうし…


夢があっても夢を持つことができなかった…


ただ…

【将来の夢は農家です】

とも書きたくなかったから…


親父は、野球が好きだから…

無難なトコで【将来の夢はプロ野球選手】


と書いていた…


プロ野球選手になりたいなんて思った事は一度もない…


子どもが夢を持つことは大切な事だ。

夢があれば、それに向かって頑張れる。

オレは、夢が持てなかったから、ずっとテキトウに生きてきた…

高校も大学も自分が入れるレベルの学校を選んだだけ…

学生が終わり、いざ社会人の世界に放たれた時…


夢を持っていない者は、路頭に迷う…





生きる為に職種を選ばず働くか…


夢が中途半端に残ったまま路頭に迷うか…





どちらかしかないのだ…



オレは、夢が中途半端に残ったまま路頭に迷う方だった…


だから今まで、学生が終わってから芸能人を目指したり、ビストロで働いてみたり…

ホストになってみたり…



大学卒業して、社会人となり働くのが普通なんだが…


オレは普通になれなかった…


でも、今まで好き勝手な事を十分にやってきた…


親も、何も言わずにオレを好き勝手に生きさせてくれた…


オレはもう、やりたい事は全てやった…


満足だ…


だからオレは、これから家族の為に生きる事にする。


周りの人たちより、ちょっとスタートが遅れただけだ…


もう何の悔いもなく、家業を継ぎ、家族の為に生きていく決心がついたのだ。



オレんちは農家だが、会社のような体制である。

中国人がたくさん働いている…

パートのおばちゃんもいる…


昔の農家の体制ではない。人を雇っているだけに、その人たちの生活も支えなければならない。


中国人と仕事していると、様々なカルチャーショックがある…
(詳しくは、以前書いたepisodeをご覧ください)


ま。なんだかんだあっても、ウチで働いてくれる人は宝である…(^_^;)



さて。

オレには、高校時代からの付き合いの友人がいる。

彼の名は【いっちゃん】

いっちゃんとは、高校時代は、クラスが一緒だっただけで遊んではいなかったが、高校を卒業してから、よく遊ぶようになり一番の親友となった。

週に3日…4日…くらい居酒屋に飲みに行ったり…

いきなり3泊4日で何処かに行こう!と行き先も決めず…


たどり着いたのが佐渡ヶ島…



また、友人の結婚式で、
『オレがピアノを弾くから、いっちゃんは歌ってくれ!』

と、いきなりバンド結成…


曲は【GLAYのずっと二人で】

に決めたんだか、オレはピアノ習い始めて半年のインチキ野郎…

いっちゃんは、GLAYなんで聞いたことも歌った事もないインチキ野郎…


インチキユニットでスタートし、2ヶ月でなんとか間に合わせた…


友人の結婚で、無事にインチキユニットを成功させた時の感動は嬉しいものだった。

友人の結婚式よりも、自分たちの発表会のつもりだった( ゚∀゚ )プヒャヒャヒャヒャ




そんなある日。

いっちゃんに彼女が出来たのだ!

ついに彼女が出来たのだ!!


彼は、その彼女を本当に大切に思っていた。付き合って間もないのに結婚まで考えていた。

本当に一人の女性を愛し続けるという、まさに天然記念物、人間国宝だった…


しかし…

いっちゃんは、急に彼女に別れを告げられてしまった…


理由は、なんだかよく分からず…


一方的にフラレたらしい…


オレは『そんな女、早く忘れていい人探すべよ!!』

と、励ましていたが…


いっちゃんにとっては、ショックが大きかったようだ…


オレにも分かるよ…オレにも。

心底惚れた女を自分のモノに出来たと思ったら、両天秤にかけられて…

結局、もう一人の男の方へ行かれてしまった…


フラレるより、フル方が辛い…

なんて言葉を聞いたことがあるが、冗談じゃねぇ!!


いきなりフラレた方は、どうすりゃいいんだ!!


フル方は、それなりの準備が出来てんじゃねぇか!!


フラレる方が絶対に辛いんだ…



オレは、いっちゃんを気分転換させる為に、筑波山に登りに行こう!!と、誘った。


筑波山は、地元、茨城県で一番高い山である。昔、小学校の遠足で行った以来だった…


それからというもの…


オレと、いっちゃんは筑波登山にハマり…

何回登ったか分からないくらいだった…


暇さえあれは筑波山だった…



そんな中…

いっちゃんは言った…

『オレ、一生に一度は富士山に登ってみたいんだよなぁ〜』

と。


筑波山と、富士山ではエライ差がある…


筑波山は、877メートル

富士山は、3776メートル(;´Д`)


4〜5倍である…(;´Д`)



オレも富士山には登った事がなかったし、興味はあった。


オレは、いっちゃんに

『よし!考えてるヒマがあんなら、めんどくせぇから登ってくっぺ!!』


と、富士山制覇を決めたのだった。


思い立ったら吉日。すぐに行動がオレらのスタイルだった…


今から11年前の、8月のお盆休み…

オレと、いっちゃんは、初の富士登山へ挑戦した…


お盆休みだけあって富士山も、ものすごい人だった…

狭い登山道は、人間渋滞だった…(;´Д`)


セオリーな登り方は、お昼頃から5合目を出発し、夕方8合目の山小屋で仮眠。深夜2時からまた頂上を目指し登り始める…

そして、午前4時過ぎに頂上へたどり着き、ご来光を見るのだ。

ご来光とは、日の出の事である。


人間渋滞もあって、

登りに8時間、下りに5時間…(;´Д`)


筑波山とは比べものにならない…(;´Д`)


トイレも仮設トイレで、1回100円を払う…
(今は200円に値上げ…)


気温の差も半端ない…

下界が30度なら、富士山の頂上は2度…

下手すりゃ氷点下…(;´Д`)


さすが日本一である…(;´Д`)


また、仮眠する山小屋の料金も高くて…

1泊8000円…

1泊と言っても実際、6時間くらいしか滞在しないが…

山小屋に泊まる時に、案内してくれた兄ちゃんが言った…

『お二人で、このスペースに寝てください』

と…


おいおい…(-_-メ)

畳一枚のスペースに2人で寝るっちゃ〜どういう事だよ!!

こんなに他にスペース空いてるだろうが!!


と、キレていた…


富士山は酸素が薄い…酸素が薄くなると高山病とか、クライマーズ・ハイになる…

オレは、やや?クライマーズ・ハイになっていたようだ…(;´Д`)



さらに、山小屋の兄ちゃんが…

『今夜の夕食は、カレーです。』

と言ったら…



今夜じゃなくて、いつもだろうがぁ〜!!

ヽ(`Д´#)ノ


と…

キレなくていいトコでキレていた…(;´Д`)



クライマーズ・ハイも落ち着いて…


山小屋の兄ちゃんに

『どうもスイマセンでした…(;´Д`)』

と謝りにいった…



山小屋を深夜2時に出発して、頂上へ着いたのが4時過ぎだった…


メッチャ寒い…(;´Д`)


気温2度…真夏とは思えん寒さだ…(;´Д`)


そして、午前4時半を過ぎた頃に、ご来光となった…


雲の海原から、真っ赤なピンポン玉みたいなのが現れた…

日の出は、地平線から現れるのかと思っていたが、富士山の頂上から見る日の出は、手前の雲の中から、現れたのだ…

本当に不思議な光景で、これ以上に美しいものはなかった…

オレと、いっちゃんは富士山を制覇し、ご来光を見る事ができたのだった。

そして、いっちゃんは言った…


『オレ。彼女出来んだぁ〜!』

と…。


彼女作るんだぁ〜。じゃなくて…

彼女出来んだぁ〜と、いきなりの強気発言…


フラレた彼女に対して、ようやくフッ切れたみたいだった…


オレは、いっちゃんが新しくスタートする決心が出来たようで安心した。

そして、オレも決心しなくてはいけない事がある…


ホストの時に出会った【まゆちゃん】との結婚を…


オレと、いっちゃんは富士山に登った事で、新しい決心を共にした…


いっちゃんは、オレにとって最高の友人だ。
これ以上の友人はいないだろう…

オレたち2人は、これからが人生の始まりなんだと言いながら、富士山を下山した…


お互いに…

素晴らしい人生になるようにと…


to be continued...
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


【次回予告】

オレ物語ついに最終回!!

約5年間書き続けてきた物語も最終回になります。オレがずっと書き続けてきた理由…

全てが最終回の為にあります。

次の話しで、オレがみなさんに伝えられる事が全てになります。

気がつけば約5年間も書き続けてきましたが、ずっと読んでいただいた方、本当にありがとうございましたm(_ _)m

次回の最終回は、3月15日にアップします。

最後までどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m