こんばんはふんわり風船星
毎度ながらお久しぶりのブログですダッシュ

ずっとずっと書こうとは
思っていたのですが、
なんだか気持ちがのらず……。

ですが、ブログに書くことで
自分の気持ちの整理にもなるしキラキラ
ということで
今日はCHANELについて
つらつらと思ったことを
書いてみたいなと思います。

読んでくださる方々へ向けて
というものではなく
完全に心のつぶやき??笑な感じに
なってしまいそうなので……
楽しくも有益でもないと思いますおねだりアセアセ
すみませんおねだりアセアセ



ハットカバンハイヒールリボンハットカバンハイヒールリボン



CHANEL。

シャネル。


10代半ばの頃は、
ブティックの前を通る度
「どうしてシャネルって
こう"おばちゃま"っぽいんだろう」

なんて思っていました。


そんなわたしでしたが、 
その数年後
あるお靴に一目惚れをして、
CHANELをすきになりました。

そのお靴は
学生のわたしには高価で
手に入れることはできませんでしたが、
あのときのわたしの心は
「欲しい」ではなく
ただただ「素敵」だったように思います。


そしてそのとき
わたしの中に 
『CHANEL』という箱が
そっと置かれた気がします。


小さな小さな箱でした。


しばらくは空っぽだったその箱に、
1番最初に入れたのは
うつくしい耳飾りでした。

とても気に入って、
お誕生日に贈ってもらったものでした。

その耳飾りを入れた瞬間、
その箱は一瞬で
宝箱  にかわりました。 


小さな 小さな、宝箱。 


ゆらゆら揺れる
うつくしい耳飾りが1つだけ入った、
小さな小さな宝箱。

「大切。」
そう思いました。
 

『CHANEL』が
特別なものになりました。



ときは過ぎ、
お誕生日にまた1つ
宝箱の中へ新しい耳飾りを入れました。 

きらきら煌めく耳飾り。

揺れる耳飾りと煌めく耳飾りが、
ならんで納められているその様子が
それはそれは嬉しくて 

「大切。しあわせ。」
そう思いました。



次のお誕生日には
3つめの耳飾りを宝箱へ。

今度はつやつや光る耳飾り。

小さな小さな宝箱の中で、
3つの耳飾りたちはちょっと窮屈そう。

それでもぶつからないように
丁寧に並べられた3つは、
誇らしそうな『宝物』のお顔でした。



でも何がそうさせたのか、
それはCHANELの魔法か。
元来欲張りなわたしのせい?


わたしはもうお誕生日を
待ちませんでした。


でも、小さな小さな宝箱は、いっぱい。

「それでは新しいお箱を
ご用意されてはいかがでしょう。
CHANELには素敵なものが
たくさんございますから。」

にこやかにそう言ってみせたのは、
栗色の髪をくるんと巻いて
黒のツイードを纏った
可愛い魔法使いさん?


わたしは小さな小さな宝箱をわきに寄せ、
新しい箱を用意しました。


それは大きな箱でした。


首飾りを1つとお靴を1足入れました。
大きな箱にはまだまだ入ります。


耳飾りを一気に3つ入れました。
大きな箱にはまだまだ入ります。


お財布と小さなお鞄を入れました。
大きな箱にはまだまだ入ります。


指輪を入れて、
スカーフを入れて、
胸飾りを入れて、
またお靴にお鞄に。

何を入れても
大きな箱にはまだまだ入ります。


『特別』だったはずなのに、
それはだんだんと麻痺していきました。

『特別』をたくさん欲しがりました。

もうたくさん入っているのに、
もっとたくさん入れたくなりました。


「次は何を入れよう!」
うきうきしながら探しました。

可愛い魔法使いさんは
次から次へと素敵なものを
運んできてくれました。


それが楽しくて。

楽しくて、楽しくて。



でも、おしまい  は  急に訪れました。

望むかたちではありませんでした。
「かなしい。」と思いました。

大きな箱の中の子たちが
一斉に輝きを弱めたように感じました。



たくさんのものを詰め込んだ大きな箱。

それは、宝箱だったかな。
ちゃんと宝箱になっていたかな。

欲張り箱になってはいなかったかな。



小さな小さな宝箱を引き寄せて
あけてみました。

おすまし顔できれいに並んだ
3つの耳飾りは、
何年経ってもかわらず
あの頃の『大切』と『特別』に彩られて
それは宝物然とした佇まいをしていました。



大きな箱の中を見ればみんな、
あっちを向いたりこっちを向いたり。

大切にしてきたつもりだったけど、
特別なつもりだったけど、
やっぱりその大切も特別も、
あの頃とは  少し違ってきていたみたい。


ごめんね。

 
1つ1つ手にとって並べました。
1つ1つに思い出がありました。

どれもが素敵なもので、
どれもが素敵な思い出で、

どれもがちゃんと、宝物でした。



こんなにたくさんの宝物があるのだから、
わたしはもう充分なはず。

手元にある『大切』『特別』を
しっかりと愛でていかなければ。

いつまでも欲張るくせは
そろそろ直さなきゃね。



CHANEL。



たくさんたくさん、
しあわせな気持ちをもらいました。

うきうきして、
わくわくして、
どきどきして。

楽しい時間を過ごしました。


まわりには時に呆れられたけど、
わたしにとってはかけがえのない、
素敵なものたちであふれた場所。

唯一無二のものでした。



かなしかったことも、
さみしかったことも、
おこったこともあったけど、

それでもやっぱり楽しかった。



CHANELって、
しあわせの呪文でした。
しあわせの魔法でした。



一世一代の恋が終わってしまった。
おおげさだけど、そんな気持ち。


「いつかまた、会えたらいいなぁ」
って願ってる、そんな気持ち。


会おうと思えば
いつでも会えるんですけどね笑


でも、とりあえずは
ここで  おしまい  です。


いとしのCHANEL。


長い間、わたしを支えてくれました。

CHANELがあったからがんばれたこと、
たくさんある!


ありがとう。


おしまいだけど、
おわかれだけど、

でも  ずっとずっと  
きっとさいごまで
わたしあなたがだいすき。





……わたしポエマーだったのかな??笑 

書き終わったらなんだか
とっても照れくさいです笑

でも素直な気持ちなので、
残しておきたいなと思いますほんわか



はずかしポエムをお読み頂いた方、
ありがとうございました……雷驚きアセアセ