9月になりました。
お天気もスッキリしませんが、真夏の暑さもホッと一息。
まぁ~暑いよりは涼しいぐらいの方が、生き物を育てるには調度イイですね(o≧▽゜)o
そんなトコロで…
今回はアクアコーナーから新入荷のお知らせです。
まずはコチラから、
『チョウザメ(シベリア×オオチョウザメ)幼魚』
この『チョウザメ』は「シベリア チョウザメ」と「オオチョウザメ」の交配種なので養殖個体となります。
『チョウザメ』といえば、その卵は高級食材の「キャビア」が有名ですが『チョウザメ』は今から 約3億年前から存在し、シーラカンスと同じく、生きた化石とも言われる古代魚の仲間。
生息地は北半球の温帯~寒帯の河や海に分布しており、特に北米、ロシア、ヨーロッパの沿岸や川・湖沼に多く「一生淡水域で暮らし繁殖もするチョウザメ」と「普段は沿岸で暮らし、産卵期に川へ遡上するチョウザメ」の2タイプがいます。
本種は一生淡水でくらし繁殖するタイプかな…
『チョウザメ』の寿命は、天然もので70年以上と言われ、記録に残る個体では体長 5㍍、体重1.5トン、推定年齢150年という長寿の個体もおり。
そんな『チョウザメ』の飼育ですが、一般的な水槽で上部フィルターを使用すれば飼育も可能。
当店販売中の 10㌢前後の個体なら60㌢水槽でも、しばらくの間は十分飼育できます。
但し、やっぱり大きくなる『チョウザメ』なので、最終的に45~60㌢前後まで成長した場合、それに合わせて120~180㌢位の水槽や大きな生け簀、池などで飼育するようにしましょう。
水質は弱アルカリ性~中性を好みます。
飼育温度は4℃~27℃くらいの範囲ならOK!!適温は20℃前後ですが常温飼育も可能ですが、夏場28℃を超える場合は、室内エアコンにて温度調整するか、もしくは水槽用クーラーが必要になります。
溶存酸素量を必要とする『チョウザメ』なので、しっかりエアーレーションもしましょう。
また、平均水温を25℃前後にして、金魚や熱帯魚との混泳も可能ですが、その場合、低水温から高水温への急激な温度変化には弱いので、時間をかけて1日1℃づつぐらい上げて、水温を調整するようにします。
ちなみに、真冬水面に氷が張るほど水温が下がっても、動きが鈍くなるだけで死ぬコトはありません。
底砂については『チョウザメ』は、沈んだ餌を匂いで探して食べる習性があるので、底砂があると餌が食べずらいので、敷かない方がイイでしょう。
流木・岩は泳ぐ障害となるので入れないようにします。
餌は主にアカムシや小粒の沈下性ペレットフードを1日2回程 与えましょう。
『チョウザメ』は時間をかけてダラダラ食べる食性なのと、匂いで餌を探すので、餌の残り具合を見ながら与え、食べる気配がないようなら餌は取り除くようにします。
水換えは、週1~2回、30%~60%くらいの量を換えるよう心掛けましょう。
お次は…
『バンパイアクラブ』
生息地はインドネシアのスラウェシ島のジャングルに流れる小川などの水辺。
夜行性で物陰を好む臆病な性質で、あまり水中には入らず、陸地で活動するコトが多いいようです。
飼育は容易で、小さな水槽でも飼うコトが可能。
水中で脱皮をするため、体が全て水に浸かる程度の水場を作ったテラリウムで飼うのがオススメです。
十分に隠れ家を用意すれば複数飼育も可能ですが、過密になるとケンカをするので注意が必要です。
水質の悪化と高水温に注意が必要です。
適温は24~27℃程で、冬場はパネルヒーターやヒートランプなどで加温しましょう。
陸上部分と体が全て水に浸かる程度の水場を用意したテラリウムでの飼育が適しています。
脱走するコトがあるので、フタは必ず用意。
餌は人工飼料(ザリガニフード)、アカムシなど雑食性で何でも良く食べます。
大食漢で水を汚しやすいので残餌は早めに取り除き、水換えも週に2~3回行います。
この他にも色々な生体が入荷しました。
⬇️『トランスルーセント グラスキャット フィッシュ』
東南アジアのジャワ、スマトラ、タイに生息する大きさ8~9㌢程の全身透明な体が印象的な小型ナマズ。
水質は弱酸性~中性、適温は24~28℃ぐらいが好ましく、30℃を越える温度が続くと、透明な体が白く濁る場合もあります。
2~3匹だと物陰に隠れて出てこないコトがありますが、10匹以上になると中層を群れで泳ぐようになります。
性質は温和なので小型魚とも混泳も可能。
餌はアカムシやイトメを好みますが、慣らせば人工飼料も食べます。
⬇️『エレファント ノーズ フィッシュ』
中央アフリカのコンゴに生息する大きさ20㌢程のモルミリス科の魚。
その名のとおり象の鼻みたいな口先が特徴的。
また、この魚の特異な点は他にもあって、魚では珍しく、一般魚の脳体重の割合が1/1800とされるのに対して、このモルミリス科の魚は1/52~1/82と大きな脳を持ち、その大部分が運動神経を司る小脳であるコトから動きが早く、感覚器官が発達しているのと、体から微弱な電流を出して、周囲の様子を判断するコトが出来る魚と言われている。
30㌢ほどのフィルター付き小型水槽でも飼育は可能。
水質は弱酸性~中性、適温は24~28℃ぐらいが良い。
夜行性なので日中は物陰で過ごしているが、夜間は活発に動き廻り水槽から飛び出すコトもあるのでフタは必要。
同種間では小競り合いをする場合もあるが、他種との協調性はあるので小型魚との混泳もOK!!
餌はアカムシやイトメ。
水換えは週に1回、1/3程交換すると良い。
丈夫で育てやすい魚。
⬇️『ポリプテルス・オルナティピンニス』
中央アフリカのコンゴ、アンゴラ、カメルーンやタンガニイカ湖に生息する体長60㌢程の生きた化石とも言われる魚の仲間。
『ポリプテルス』類は、多鰭魚という条鰭類で最も古く分岐したグループとされるが、ハイギョやシーラカンスに近い種という見方もあって、今から約4億~4億4千年前のシルリア紀には出現していたと考えられている。
また、形態的な特徴として鱗は硬く、他の魚に比べて背鰭が多く、浮き袋が左右2室に分かれていて、肺魚に近い補助呼吸器を持っているコトと、胸鰭は太く複雑な構造で、水底を這って移動するコトも出来る。
現生している『ポリプテルス』の種類は本種も含めて17種が確認されている。
飼育は意外かも知れないが、60㌢水槽でも終生飼育可能。
大きな水槽で飼えば大きく育つって感じの魚でもあります。
排泄物が多く、水を汚しやすい魚なので、上部フィルターがオススメです。
夜行性なので昼間は物陰で過ごしていますが、夜間は活発に動き廻り、水槽から飛び出すコトもあるので水槽のフタは しっかり しておきましょう。
水質は弱酸性~弱アルカリ性と幅広く、適温も24~28℃幅広い。
おとなしい魚や口に入るサイズの魚とは一緒に飼えないが、アロワナやダトニオ等の大型魚との混泳は可能。
餌は基本肉食系なので生きた小魚やエビなどを好むが、慣らせば大型肉食魚用ペレットフードなども良く食べるようになる。
水換えは週に1回、1/3程交換すると良い。
丈夫で育てやすい魚。
⬇️『ミシシッピーニオイガメ(幼体)』
米国東部の川や池、沼に主に生息する成長しても体長13㌢ほどの小さなカメです。
「ニオイガメ」の名前の由縁は危険を感じると、後ろ脚の付け根から臭いのある分泌液を放つ(特に野生個体)コトからコノ名前が付いたそうです。
ただ実際に飼育してみると、わかりますが臭さは あまり感じられないです。
飼育については『ミシシッピーニオイガメ』は小さなカメなので、比較的小さなスペースで飼育が可能。
45㌢程度の水中フィルター付き水槽があれば一生飼育可能で、水深は首を伸ばして息ができる程で十分、陸場は一応設けた方が良いでしょう。
夜行性で、ほぼ水中で過ごしている『ミシシッピーニオイガメ』ですが、時々 水から上がって日光浴もするコトもあるので、UVBも出来れば設置した方がイイかな…
適温は25~29℃程。
野生の個体は冬眠もしますが、飼育下なら冬場はカメ専用水中型ヒーターを使って加温をするコトをオススメします。
水換えは週に1回行います。
餌はカメ専用の人工飼料でOK!!1日2回ほど、カメの頭の大きさ分を与えます。
乾燥の川エビなども好物なので、時々は与えてみるとイイでしょう。
餌は水の中で食べます。
「ニオイガメ」の仲間は気性の荒いものが多いですが『ミシシッピニオイガメ』は大人しいほうなので、同じ水槽で複数を飼育しても問題は起きにくいですが、過密飼育はトラブルの元なので気をつけるようにしましょう。
また、他の種類のカメや魚にイモリ等を一緒に飼うのも止めた方がイイと思います。
当店のアクアコーナーは毎週、毎週、色々な熱帯魚や水棲生物が入荷中‼️
ビギナー向けの『ネオンテトラ』『グッピー』『エンゼルフィッシュ』『プラティ』『コリドラス』『オトシンクルス』常時販売中。
アクアコーナー内では密接を避ける為、
お客様同士の間隔をあけるようお願い致しております。
お客様のご理解と御協力をお願い申し上げますm(_ _)m
当店は、金魚/めだか/熱帯魚/海水魚/日本淡水魚/水草/爬虫類/両生類に大型水槽や用品など,お客様のご希望や御注文も承っております。
ご遠慮なく下記へお問い合わせ下さい。
カインズホーム千葉ニュータウン店ペッツワン(小動物&アクアコーナー)
TEL:0476―45―2233
お客様からの,お電話お待ち申し上げます。
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