前回に続いて、アキバステラキューブで6月9日にあったソノウチというイベントについて書きます。
=====
正直なところ、開歌のライブは、5月19日の5周年ワンマンライブ皐月歌Vも、手売りチケットにサインしてもらって絶対行きますと渡邉陽さんと約束した(気持ちにはなっていた)にもかかわらず、配信で失礼してしまったし、6月2日の定期公演「四季彩」も、やはり配信に甘んじてしまって、もちろんそれらはとても素晴らしかったのだが…正直最近は全然ちゃんと観てない感じの人間です。
そしてやはり配信だけではわからないものだというのが私の今回の結論である。
=====
いや、配信だって分かることはあり、たとえば皐月歌Vの中盤、新衣装に替わる前の動画では、全員息をのむ美しさ、とりわけ渡邉陽さんの笑顔はスクリーン越し(のさらにスクリーン越し?)に観たのにあまりに鮮烈で、すぐにも映画に出れば日本中にインパクトを与えられるだろと思ったし、
パフォーマンス面では青木眞歩さんの、この皐月歌にかける思いがほとばしるような超積極的仕掛け、オーバードライヴ状態を連発して歌いまくる姿に、皐月歌Vという場所にとどまらない決意を感じずにはいられなかった。動画の中でものっけからアグレッシブな決意表明をかましていて、現体制の5人での活動にきっとかなりの手応えがあるのだろう。
=====
6月2日の定期公演では、やはり5人の練度の高いパフォーマンス…だったのだが、個人的には「青い花の名」のイントロの拍の取りにくさは、突如ミラクルが起きて曲のBPMとメンバーとの間に驚異のシンクロが発生しない限り、なかなか難しい気がするので、歌い出し前後のオケにはそろそろ一工夫入ってもいいのではないかと勝手に思っている(思っていたら6月16日のライブでは一曲目でやったらしい。 素晴らしい作戦である、観たかった…)、
というようなことはともかく、この日個人的最高に良かったのは「Blue Fantasia」で、青木眞歩さんと渡邉陽さんのソロ歌唱が素晴らしく、青木さんは以前の高速ドリブラーなイメージを覆してたっぷりのびやかな歌声に聴き惚れるし、渡邉陽さんはもともと丁寧な歌い方が個人的全アイドルで一番好きだったのですが、ここにきて情感を剛柔自在に込められる表現力が備わって…と、毎回これ以上望むべくもなし!と渡邉陽さんには強烈に思わされるのが個人的確定事項となっているのですが、ともかくこの曲の力を余すことなく引き出している。
https://glassgirl.info/article/post-9850/
=====
以上は配信ライブで勝手に感じていた個人的現在の開歌のイメージだったのですが、こんな思い込みは実際にライブを目撃してみると、さらに覆されることになるのである(ようやく6月9日の話がここから)
=====
まず全然イメージと違ったのが髙橋里穂さんのシャープさである。
このブログの全国1名の読者のあなたならご存知の通り、SNS上でのイメージはまさしく #ふんわりほ
であり、天上界の人のごとしであるが、 ライブ中というかステージの上では、立ち居振る舞いからダンスから表情まで実にシャープであり、全角度で鋭いと言っても間違いではなかろうというくらい精緻なパフォーマンス。
岩永紗菜子さんは担当ポジション的に、どちらかというと目立たないところが多いように思うのですが、低音の声質がとても好きですというか開歌のパフォーマンスに軸を作る存在だと思っている。仕掛けどころのシクサマこと「Secret Summer」の新歌詞ソロパートはかっこよくて必見なので見逃すな、
そしてこの日の全曲で爆裂していたのが山村伶那さんである。本当に歌うまいよな~~~そりゃ歌うまいから開歌に呼ばれて入ったのだろうから(もともと「イートイン」というグループに所属していた)、それはすごいのですが、なんというか普段は後方で最終ラインをしっかり押さえているがセットプレーになると上がってきてやすやすと決めてしまうみたいな感じでしょうか…

それゆえ特典会では山村さん列へ
で、ライブ配信で叶わなかったという事でいいますと新アルバム「color」、まだライブ会場とオンラインだけでの販売となっているが、これ、なんか大文字じゃなかったのって私の名前のせいなんじゃないの?と勝手に責任を感じていることもあり、このアルバムは買わねばならん、と思って買いに来たのですが…その感想はまた回を改めてということで…