11月4日、
セカイシティメモリアルワンマンライブ
NEED YOUR PASSPORT!!(NYP!!)
に行ってきました。




新宿red cloth、歴史あるライブハウスということで楽しみにしていましたが、 音も良く風情も良くて、いいところでしたね~。やはり個人的には高音も低音も上から降ってくるタイプの…スピーカーがフライング設置(要するに天吊り)されているのが好きなようです。恵比寿CreAtoのオサカナ定期公演で育ったので…


そんな会場がセカイシティ色に染まった一日



去年のセカイシティのライブは卒業する一ノ宮紗奈さんと移籍する鷹觜美羽さんのラストだったのですが、それからすると、個人的には、まだ1年前は今の2人じゃなかったんだっけ。というくらい…というか、個人的にセカイシティのライブに行き始めてから半年くらいで紗奈さんは卒業してしまったから、私の中のセカイシティは今ではすっかり、甘酢朱里さんと小林瑞希さんの二人組となっている。

「Dance!Dance!Dance!Dance!」など、最近になって現体制お披露目となった曲だと、その時はさすがに前の体制のライブを思い出したりもしたが、すぐに今の二人の歌とダンスが思い出を更新していくというか…

(そういえば一ノ宮紗奈さんを会場でお見かけしましたが、変わらぬ美しさというか、マジでむしろ一段と素敵になっておられましたね…)


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我ながら、なぜアイドルのライブを観に行くのか、自問自答することもあるが、

①歌を聴くのが好きだから
②ビジュアルも含めた総合芸術だから
③感想を直接伝えられるから

というあたりだなあと思っていて、②に関して、撮影ができる(セカイシティというアイドルグループの場合)というのは、カメラマンにとっては実に刺激的かつ挑戦する気持ちをかき立てられるシーンではなかろうか?

これで①②の水準が低ければ、わざわざ写真に写しても仕方がないが、目に焼き付けるだけではもったいないと感じる局面にあっては、撮るでしょ撮れるなら…


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そんなわけで個人的に、私は自身をセカイシティのライブをたまに撮りにやってきては下手な写真をXにアップする底辺なオタク…と位置づけてやっておりまして、
私の写真を見た人が、自分なら絶対もっと良い写真を撮れる!と思ってセカイシティのライブへ続々と向かうことにより、結果的にセカイシティのファンを増やす事になるのでは…という、いわば裾野を広げる担当を自負しているのですが(ただの迷惑)、

自分の以前の写真を見返してもマジで今回も良くなった実感がない…1年前の今頃、シグマ56mmF1.4を買って希望に満ちていたはずだったのに…(今では30mmF1.4も欲しい)




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それで当日の感想は、3つに絞るとすれば
①とにかく楽しかった
②現体制の周年という到達点感があった
③その上で新曲が一番嬉しい

という感じですかね~もちろん新衣装とか他にも要素はあるのですが、個人的にはやっぱりこの3つである。

まあ、とにかく私自身の位置取りが悪すぎて、何度も上手側配信カメラに激突し(迷惑すぎる…)写真もちゃんと撮れてないわ周囲のファンの方にも気を遣わせてしまうわ、ダメオタクここに極まれりという感じだったので、①楽しかったを言い訳にして言い逃れを図っているのですが…、例えば冒頭のSE、通称ミシェルといわれる女性ボーカル付きの曲なのですがこれを全力で歌うオタクと、けっこう頑張ったと思うのにMCでダメ出しして煽ってくるステージの2人、どちらもお祭りを盛大に楽しんでいた感じだ。







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そして②の周年という到達点感とは、やはり楽曲と2人のパフォーマンスである。
思えば1年前はセカイシティとしても初めてのデュオ体制となり、ファンもメンバーも多少の不安は感じつつのスタートだったと思うし、実際最初だけはパフォーマンス的にも2人の大変さというか息切れ感はあったものの、ほどなく全然2人でも何の問題もないしむしろ良いとなり、途中甘酢朱里さんがお休みの日は小林瑞希さんがソロで踏ん張ったりした事もあり(まあ甘橙だったので援軍もあったけど)、ガンガン新体制初披露曲を増やして既存曲全曲を揃えこの日を迎えた、

とりわけ改めて思ったのは甘酢朱里さんの完全なセカイシティぶりである。後から入ってきた小林瑞希さんはセカイシティでは後輩とはいえ、前グループのイートインでもアイドル経験者として独自の存在感(?)を放っていたメンバーなので、遠慮もあったに違いない(想像)。
実際この1年間ということで言えば、小林瑞希さんがセカイシティの楽曲をマスターしていく1年だったという見方がまずあるが、その裏に隠れているようで甘酢朱里さんのパワーアップは著しく(もともとハイレベルだったので気づきにくいのですが)、ステージ上での自在感が出てきてとても楽しそうだった。小林瑞希さんが追いつく間に甘酢朱里さんのパフォーマンス力が高まる、という2人の描く曲線がズギャーンと上がって迎えたこの日だったように思う。


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そして③新曲ですよ、今回の新曲はついにセカイシティの新オリジナル曲ということで、セカイシティのライブじゃないと聴けないオシャレ爽やかカッコイイという印象の曲である。いや~~やっぱり新曲は良いですよ、もちろん衣装ひとつでメンバーの魅力がめっちゃ高まったりもするのを目にしてきたので、衣装が大事なのもわかっちゃおりますが、

個人的には新曲が大好物というか新曲を聴きにアイドルのライブに行ってるんですよ私は!!(ガタッ)

とまあ気色ばんでしまうくらい新曲は良いです。まず難曲だし…って難易度はともかく、やっぱりセカイシティのために書き下ろされた曲というのが良いし、とにかくセカイシティのメンバーの高い表現力、その新たな扉が開かれるという意味で航空会社でいえばまさに!新路線の就航!!新しい世界への旅がここから始まっていくんですよ!!(ガタッ)


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という感じでパフォーマンスも良ければ既存曲もお祭り状態で最高だし新曲も良くて最高、謎の水とチョコのお土産もあってホスピタリティも最高、メンバーもファンも楽しくて最高だった。







この写真はもうワンマンの次のライブのものであるが、毎週のようにこうしてフライト…じゃなくてライブがあるのが本当に素晴らしい事だと思うので、是非これよりもっと断然良い写真が撮れると思うカメラマンの方は、束の間の世界旅行にふらっと行ってみてほしいし、カメラマンじゃない方も、いろんなセカイ観あふれるシティポップの良曲に乗せた2人のパワフルかつ優雅なダンスと歌の世界を覗いてみてほしい。


これからもお祭り状態になるかもしれないし個人的には毎回お祭り状態になるのが良いと思っていますが、別に「台北サイダー」が来たからといって必ずサイダーMIXに巻き込まれるという現場でもありませんので、地蔵派のオタクの方も気兼ねなく…

ただ私個人的には一切オタ芸のスキルが無い人生なのですがね…ここまで煽られると、ここらで私もしゃーいくぞ的な気分にならずにはおれん…。この #セカイの楽しみ方 シリーズは続けてほしいですね。
そして早くデジタルでいいから作品としての楽曲リリースをね…お待ちしています…!!