普通の主婦がパート先の銀行で横領をする話です。
1990年代後半の携帯電話やネットがまだ広く普及していない時代が舞台です。
始まりはほんのちょっとしたことで、それがどんどん雪だるま式に増えていきます。
それでもやめないのは、盗んでいるのではなく借りているという感覚だから。
非現実を求め、人に尽くすことで満足感を得ていきます。
ラストはなんだかとってもモヤモヤしました。
横領発覚後の上司や顧客の反応とか、旦那さんや大学生のその後とか、すごく気になります。
客観的な目線もいいけど、2人くらいにして、もう少し発覚後を書いてほしかった~。
ご想像にお任せします、にしてはネタが多すぎでした