右差し60ハイタンク(幼魚育成水槽)
600×450×600H(汽水1.005 pH7.5)
ラージグラスフィッシュ 10匹 4〜5cm
ミドリフグ 1匹 4cm
ヌマチチブ 4匹 5~8cm
 
水温 25℃
アクアルーム自体の室温をエアコンで調整
 
照明器具 蛍光灯96W(24W×4)
日照時間はタイマーでON,OFF
 
濾過層 大型上部式1台
濾材1.6L(乾式仕様)




ミドリフグ
Tetraodon nigroviridis
実はこの個体ですが、、、
3センチくらいだった購入時は、ミドリフグじゃなく近縁のサヴァエンシス(Tetraodon sabahensis)だと思っていたけど、成長と共にミドリフグの特徴が出てきた。




このミドリフグをブログでも堂々と「これはサヴァエンシスです!」なんてアップしてしまった💧
しかも、「俺の目は誤魔化せない!」とか、、、ハズ過ぎ(苦笑)
小さな幼魚のうちは判別が難しい、、というより自分の勉強不足で、、お恥ずかしいf(^_^;




図鑑で比較すると、、
これがミドリフグ
特徴は顔の鼻のあたりから、鼻から先にも黒いドットが入ってる。




こちらが、T.サヴァエンシス
鼻のあたりから先にはドットは見られない
顔の形状もミドリフグと比較して、すこし扁平で目元もプックリ




ちなみに、購入時はこんな感じだった。
ミドリフグもサヴァエンシスも個体差もかなりあって、ドットの位置や形状には、かなりばらつきはある。
さらに幼魚じゃわかりにくいし、、、。
んーこの時点だと扁平で目元もプックリしてて、サヴァエンシスのような違うような、、、。

でも間違いは素直に認めないとね。




でわ、改めて。
東南アジアの汽水域から沿岸まで広範囲にわたり生息するミドリフグ
最大20cmというけど、販売してるものでもせいぜい15cmに満たないくらいまでしか見たことないなぁ、、。
サヴァエンシスはデカくなるというけど。




餌は甲殻類が好きで、乾燥エビも食べるよ。
ウチでは、小型のシジミや巻き貝、スジエビやヌマエビ
、小さなザリガニを与えてるよ。




ミドリフグは一般的に気性が荒く、他種や同種で噛み合ったりするというけど、餌が少なかったりフグのみで過密だったりすれば、ストレスを感じて気性の荒さもより強くなるのかもしれない。




ウチでは、他にグラスフィッシュとヌマチチブを混泳させてるけど、こいつらを噛んだりはしてないね。
ただ、念のために貝やエビなどは切らさないようにして、万が一の標的を紛らわすために、モツゴやメダカなどの雑魚も一緒にいれてるけど、どの種にも危害は与えてないよ。
今のところはね




今は汽水(海水の1/5から1/4の塩濃度)にしてるけど、汽水は淡水と比べるとバクテリアの発生が遅いんだよね。
タンクも決して広くないから、なるべくアンモニアを飛ばせるようにろ過はドライ(乾式)にして、装飾に炭酸カルシウムの塊でできた多孔質の岩や底床に粗めのサンゴ砂を入れることで、嫌気層を少なくして水質を安定させてるよ。
ストレスになって荒さがでたら怖いし💧って、どうスイッチが入るかわかんないけど。




結局、サヴァエンシスだと思って買ったミドリフグだったけど、その分ミドリフグの生態しっかり観察して、いつかサヴァエンシスと出会った時は、しっかり見極められるようになりたいね。

もちろんミドリフグだって、可愛いし充分魅力も愛着も感じてるけどね(^^)




10cm近くなったら、この幼魚育成水槽から広いメインタンクに移すつもり!