劇場/新潮社
¥827
Amazon.co.jp

内容紹介

一番 会いたい人に会いに行く。
こんな当たり前のことが、なんでできへんかったんやろな。

演劇を通して世界に立ち向かう永田と、その恋人の沙希。
夢を抱いてやってきた東京で、ふたりは出会った――。

『火花』より先に書き始めていた又吉直樹の作家としての原点にして、
書かずにはいられなかった、たったひとつの不器用な恋。

夢と現実のはざまでもがきながら、
かけがえのない大切な誰かを想う、
切なくも胸にせまる恋愛小説。



「火花」で芥川賞を受賞した又吉直樹の第2作。

誰でも一つくらいは小説が書けるって聞いたことがあります。

自分の人生や周りから絞り出せばなんとか物語はできるかも。

文章力の問題はあると思うけれど。


「火花」は作者のいるお笑いの世界が舞台でした。

次は?本人の恋愛経験???

いかにも太宰治のファンだという作者らしい作品。


主人公の永田と又吉のイメージが重なります。

正直魅力のある主人公ではないので、その情けなさを描きたかったのなら成功なのかしら?

とても身勝手な永田の理屈に、私はイライラします。


終盤の方ではよくわからないところもありましたが、

結局、そりゃっ、そうなるわ、ていう結末でした。

私の好みではありません。(もちろん小説のことです。)