免疫の反逆/ダイヤモンド社
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今週の必読 左矢印リンク 週刊文春の書評を見て図書館にリクエストしていた本がやっと来ました。


今まで読んできた本の要素が、この本におおむね集約されている感があります。

膠原病を含む自己免疫疾患に関心を持つ方には一読をお勧めします。


Amebaの膠原病のグルっぽに私が参加してから半年も経たないうちにメンバー数が300人以上は増えています。今1900人。すごく珍しい病気だと思っていましたが、自分がかかわったことからしてもそうですし、周りでも最近になってそういう病気についてよく聞くようになってきました。急速に増加してきているような気がしています。


この本によると、アメリカでは今や12人に一人の割合で自己免疫疾患の患者がいるとのこと。

発症の原因には遺伝子的要因と環境汚染物質、ウイルス、そしてワクチン接種もその引き金になるのです。

そして、環境汚染によってのSLE集団発生など、衝撃的な事例が書かれています。



終りの方では、伝統的な治療法(いわゆる薬物治療を主とする西洋医学)に加え食事、サプリメント、薬草などの補完的療法や代替療法が行われているとあります。



自己免疫疾患研究で現在調査が進められているサプリやビタミン剤が紹介されています。

抗酸化剤:藍藻、ポリフェノール,αーリポ酸、など。

必須脂肪酸:オメガ3(亜麻仁、魚類に含まれる)

ビタミンD、クルクミン、イソギンチャク・エキス、ヘンルータ、グルコサミン、プロバイオティクス(ヨーグルト等の「善玉菌」)



最後に筆者は将来の子供たちが「ある世代の科学者や研究者や患者や関係者は、どのようにして英知を結集して先を見通し、速やかに自己免疫疾患の激増を食い止めることができたのか」を聞くことになるはずだ、と締めくくっています。

本当にそのような未来であればと願うばかりです。