PC使ってる人注目
HDDは大切にしましょう
・容量いっぱいまで使わない
・PCつけっぱにしない
・デフラグは絶対に使用しない(Win98以降)
・掃除をしっかり
・できるだけ書き込みを減らす
・強制終了
基本的には温度管理が重要
70~80℃を超えると、不良セクタ(ミス)の発生が急増します
(どんなに大切に使っても不良セクタは発生します)
その不良セクタがHDDの許容範囲を超えると、論理的障害という状態になります
論理的障害はBIOSに認識されるが、データが破損したり、消えていたり
しかし、論理的障害自体は修復は素人でもできる
(フリーソフトとか)
この状態で無理に動作させ続けると、物理的障害というものになります
これは、ヘッドといわれるデータを読み込む機械や、磁気皮膜という円盤などに損傷がある状態で、BIOSに認識されない、異音がするといった、明らかな故障として現れます
言うまでもなく、HDD自体に衝撃を与えたりすれば、物理的障害は免れないといってもよいでしょう
もっとわかりやすいように例を挙げます
道路が一部陥没していたりすることを「轍」といいますね
過重積載のトラックが通ったり(HDDの過度な使用)、地盤の弱い状態(初期不良など)、激しい気温変化(HDDの温度変化)などがあると、轍ができます
この轍が論理的障害です
そういう状態のまま放置していると、轍が轍を呼び、路面自体が崩れたりします
その崩れた状態が物理的障害です
だいぶ掻い摘んだ例ですが、この方が理解しやすいでしょう
ここからは故障したときの対処を書きます
HDDがBIOSに認識されない場合は早急に本体から外して下さい
しかし、BIOSに認識されない=使い物にならない、ではありません
この場合の事例の3割程度はチップの故障が原因です
多少値は張りますが3万円程度で修復可能です
残りの3割はヘッドの故障
しかしこれも5万程度で直せます
最後の4割は磁気皮膜の損傷
これは正直救いようがありません
どうしても修復したいと思うなら30万の覚悟が必要です
このように、同じ症状でも損傷箇所や原因は違うものです
慣れてくると、異音を聞いただけでも判断は可能だそうですが、さすがにそこは企業秘密だそうです
俺は今までデフラグは必要なものだと思っていたし、HPでもそう謳っているものをよく見ます
しかし、デフラグはOSやソフトを守るには適切かもしれませんが、HDDにとっては地獄
実際にデフラグしていないから故障した、なんて聞いたことがありません
俺はパソコンの為に身を削るような人間です
だから、見積もりだけでもいいから修理を考えています
時間と労力を考えれば無駄なことだとは承知していますけど、富士急の写真も修学旅行の写真も洋楽も映画もアニメもゲームもソフトもぜーーーーんぶ入ったHDD
そう簡単には見捨てることはできません
皆さんは俺の二の舞を踏まないようにしていただきたい
しかし、入学式の前日に起こるあたり、富士急の呪いとしか思えませんね