日本人の物理学者三名と、生物学者一人が、ノーベル賞を受賞されましたね
いやはや、同じ日本人としては誇らしいものがあります
具体的に、何をしたのかを簡単に言っときましょう
小林さんと益川さんが発表したのは、「小林・増川理論」と呼ばれるもので、約35年も前に発表されたものです
原題は「CP Violation in the Renormalizable Theory of Weak Interaction」、直訳したら、「CP対称性の破れにおける弱い相互作用の繰り込み理論」って感じです
実際、全くピンときません
まあ簡単に、CP相互作用(1=1のような基本的なことで、物質が鏡映しの関係にあるときの性質)って言う、量子物理学(とても小さいものを扱う学問)でとても重要な理論がある(これがないと、色々不都合になっちゃう)んですが、その理論に反する実験結果が一部であった
そこで、この二人が、「あんまり分けて考えるのはよくないんじゃない?もっと他にも物質があると思うし柔らかく考えれば良いよ」って感じの理論を出した
(昔は、まだ見つかってない物質を使った理論ってのが凄い!)
でも、その頃は技術的に証明する手立てが無かった
今になって、筑波の施設とスタンフォード大学の施設で(加速器とyばれる実験設備)検証して、証明
(因みに、どちらの公式サイトでも、TOPページを飾ってる)
晴れて受賞って流れです
下村さんは、新しい物質を発見
彼が見つけたのは日本の近海に住むクラゲが持ってる「青白く光るたんぱく質」です
正式名称は「緑色蛍光タンパク質」と呼ばれ、置かれた状況によって色が変わる
これも、40年近く前に見つかったものですが、検証や性質、原理、クローンの作成法が確立した最近になってからの受賞です
この発見は、生物学に近いものですね
南部さんは、日系アメリカ人(アメリカに帰化)で、日本人では有りません
この方の理論は、難しすぎて説明のしようが有りません
まあ、物理学の矛盾を発見したって訳です
全体的に、理解できないとこもあったんで、詳しくはGoogleで検索!!
うん、やっぱり筑波が近いってのもあるし、そっちのほうが気になります
大学行ったらこういうことを習いたいな
(実際は、基礎を基本に学ぶらしい)
ノーベル賞は選考基準を公表してないので、詳しいことはわかりませんが、多分、その分野で広く知れ渡っているものが選ばれてるらしいです(論文などでよく使われたり)
だから、今更になって受賞になったんですね
今年は物理学イヤーですね!
おわり