ゲシュタルト | 冬の世界の中心の私の猟奇的な彼女の頭の中のさらっとしぼった消しゴムのソナタ?

かっこいい題名ですね




ゲシュタルト崩壊


こう書かれると、少し怖い




ゲシュタルト心理学という学派があるのを知っている人もいるかもしれない



まずはこれを見てほしい



] [ ] [ ] [ ] [



これは括弧を2スペースずつ並べただけだ


ぱっと見だと、

[ ]

これで一まとめに考えてしまう


だがこれらは、記号を等間隔に並べられているだけであることを気にしてほしい



こうしてお互いに閉じあっているものを一まとめに考えてしまう現象がゲシュタルトの法則の一例だ





他にもあるのだが書くのが面倒なので省略




ゲシュタルトはドイツ語で、「部分の寄せ集めでなく、それらを含めた全体の構造を指す概念」という意味


つまり雰囲気を大切にしよう、みたいなことだ




ヒトは無意識に物事を関連付けて認識、記憶する

それを応用してキーボードの配置などに役立てるのだ


映像もその一つだ

複数のコマの集合体を一つの”映像”として認識させているのだから





ではゲシュタルト崩壊についてだ

ここからは俺がしっかり理解していない話なので間違っているかもしれないが、一応だ



次を長時間じっと見つめてほしい









これはゲシュタルト崩壊が起き易い漢字だ


実際、何のことやらと思うだろう



一言で言えば、文字を、文字として認識できなくなる現象だ



俺は起きなかったからよくしらないが、ゲシュタルト崩壊が起こると

「借」これが、全く意味を持たないただの線の集合と思えてくるそうだ


他にも「粉」「若」「ルー大柴」、これらはゲシュタルト崩壊が起き易い




一度ゲシュタルト崩壊が起こると、本や雑貨などのものも意味を持たないものと認識するようになり、

自分の知覚と実際に存在するものとの差異が生まれてしまう


五感の全ての機能が弱くなり、その差異を埋めようと、脳が常に覚醒状態を維持する


不眠症を患う5%はゲシュタルト崩壊が原因とされる


脳の覚醒にはかなりのエネルギーを消失するため、これを発症してしまうとやつれるので明らかな変化に周囲からでも気付くことができるはずだ


発病してしまうとカウンセリングによっても完治はしない


最後には生き物を「生き物」として認識できずに猟奇的な殺人をおかすこともある












っというのは真っ赤な嘘で、

実際に起きても何の問題もないので安心してほしい

むしろ起こるのが普通なのだ


ヒトは様々なものを関連付けて考えているので、この

現象が起こるのは仕方のないことだ


今日はこの嘘を付くためだけにここまで書いたけど、途中までは本当のことだ


もしも「借」の文字を見ても起こらなかったなら、ノート1ページ分程に大きく「借」とと書いて眺めてみたらどうだろうか?


長時間見なければ起きないことをお忘れなく



ちなみに、鏡に映る自分が誰かわからなくなることもあるそうですが、それもゲシュタルト崩壊に関係するのかもしれません


おしまい