20世紀の物理学わ量子論の登場で混乱していた
量子論とわ、原子の世界わ、我々の身近の物理法則と異なる現象がおこることから生まれた理論だ
その現象とわ、電子わ波の性質と粒子の性質を持つというものだ
いきなり言われても理解に苦しむだろう
例えば横長の大きな水槽を想像しよう
その水槽の真ん中に棒をたてる
その右側のある一点をAとしょう
そのAと棒を挟んで左側にある一点をつくりBとする
Aで波を起こしてからBに到着するまでに波わ、棒の手前と奥のどちらを伝わっただろう?
答えわ両方だ
つまり、Bに伝わった波わ、「棒の手前を伝わった」「棒の奥を伝わった」という複数の過去を持つ
しかし、その水槽の水を抜きA地点からB地点に野球ボールをなげたらどうなるだろう
ボールを回転させても、棒の手前か奥の一方しか通らない
これが粒子と波の決定的な違いだ
しかし電子わその両方の性質を持っている
なぜだろう?
その矛盾を解決させる思考実験をしたのがシュレディンガーだ
その思考実験とわ、
生きた猫と、10分以内に50%の確率で放射線を出す放射性物質と、放射線を感知すると毒ガスを噴射する装置を用意する
それらを箱に入れて10分たつと50%の確率で猫わ死ぬ
しかし、フタを開けない限り、猫の生死わわからない
シュレディンガーわその生死のわからない猫わ「半分死んでいるが、半分生きている」とした
それがシュレディンガーの猫だ