高田許さねー
まぁ、小学生の頃流行ってた怪談を一つ載せるか
今更ありえないシュチュエーションだけどね
確か、小④の頃かな
俺わカブスカウト(ボーイスカウトみないなの)に入ってた
んで、夏休みになると筑波山にある「少年自然の家」にキャンプする習慣があった
7月に入ってすぐの頃だったから、普通にちらほら怪談話が増えてきた
んで、同じ学校でカブスカウト入ってる奴が「去年の話なんだけど、、、」とか話しかけてきた
まぁ、そんときの話をします
キャンプわ4泊3日で、自分達でテントを建てて自炊する
でも、実際山奥じゃなくて、建物があって一般の客わそこに泊まる
んで、俺達わ建物からちょっと離れた広場にテントを建てる
まだ小学生だから、テントが夜中に倒れちゃう班もあって、団長の指示でそいつらわ一時避難ってことで建物のなかで寝るって感じ
去年もやっぱりテントが倒れて、建物で寝ることになった班があって、四人部屋に入れてもらった
その部屋わ4階にあり縦長な部屋で大きな窓が一つあり、月の光がうっすら部屋を照らす程度だった
もともと休業日に特別開放してもらってるから、必要最低限の電気しか付いてない
例えば、非常口のところとかトイレとか自販機ぐらいだ
一応決まりでわ自販機でジュースを買ってわ行けないことになっていたが、もちろん守るやつわいない
建物に泊まることになった内の一人も例外なく自販機へ向かった
自販機わオーソドックスに一階のフロントにある
時計がなくて時間わわかんなかったらしい
130円という破格のペットボトルのコカコーラを買って、階段を上る階段も電気わ付いてなく、月明かりに頼られていた
2、3階わ課外実習の為に、視聴覚室だったり、机のある教室みたいになっていて、普通の学校みたいだった
ただ違うのわ、机が中学生用のせいで大きいことだ
小学校中学年からしたらそれわ、不思議な感覚で少し不気味に思えた
4階に着いた
「やっぱ長いや」
その感想わ当たり前だ
小学4年生にわ4階までの道程わきつい
廊下にでると、
足を止めた
おかしかった
その光景わ2階の廊下と違いない
光が見えた
教室のような部屋からだ
子供ってのわ不思議な物に近寄る習性がある
恐る恐る教室に入ると
驚いた
明らかに「4の2」だった
黒板にわ9月1日と書かれ、日直にわ小沢貴弘(この話をした先輩の名前)とも書かれていた
慌てて窓の外を見ると完全に校庭が見えた
「コツ、コツ」
廊下からハイヒールの足音が聞こえた
慌てた
このキャンプにわ女子どころか、女の人もいない
ましてや、建物の管理人すら休業中の建物にいるはずがなかった
急いで隠れるところを捜す
間に合うか、、、
「ガラガラ!」
間一髪だった
窓側にあった掃除用具入れに隠れていた
ちょうど隙間から外が見える
「誰もいない?」
教室にわ誰もいないのだ
しかし危険だ
まだ近くにいるかもしれない
しばらく経ってそっと外にでた
やはり誰もいない
「カシャン」
驚いて振り向く
箒がたおれただけだった
ため息を吐き、箒を戻して掃除用具入れのドアをしめた
「ハッ!!!!」
掃除用具入れの上にわ体を不自然に曲げて笑う女がいた
フッっと意思を無くし倒れた
起きた時にわ団長のテントで寝ていた
聞くところでわ、階段で頭を打ち、倒れていたところを見回りにきた団長が運んできてくれたらしい
こんな話を聞いてキャンプにいくのわ、かなりの勇気が必要だった
でも、俺がいった時わ、誰ひとりテントが倒れた班わなかった
以上