筆者はよく、「家で仕事できますか？」と聞かれます。

そう聞く人は、家にいると家族に邪魔されるし、誘惑もたくさんあるので、仕事の効率が悪いそうです。

筆者は、サラリーマンのときから、会社にいるより在宅の方が仕事ははかどりました。

何故なら、会社にいると、人から話しかけられたり、人の仕事を見てあげたり、無駄な打ち合わせや会議に呼び出されたりと多くの時間がとられるからです。

会議はweb、情報交換はメールの方が簡潔だし、そばに人がいると自分で考えたり調べたりすれば解決するようなことでも気安く聞かれて仕事が中断されるので、通勤ワークの方こそ効率が悪いです。

コミュニケーションが必要なら、毎日職場で顔を合わせるより、飲み会を定期的に開催する方がずっと効果的です。

同居鳥のアイも筆者の仕事を邪魔しに来ますが、会社員のときほど時間は取られないし、適度な邪魔が休息になりちょうどよい感じです。

アイも段々分かってきて、筆者がPCに向かっている間はしつこい「遊んで！」は少しずつ減り、そばで独り遊びしたりお喋りしたりして過ごせるようになってきました。

暇ならともかく忙しいのに在宅ワークができない人は、「サラリーが目的」で仕事をしており、仕事が好きだったりやりがいを感じたりしているわけではないため、人に見られなければサボってしまうのだと思います。

筆者の今の仕事は、会社員のときから好きでやっていて、独立してまで続けているものなので、サボるという概念は全くありません。

レジャー白書2024によると、「仕事に比べ余暇を重視する」との回答は65.7%と大半を占め、仕事に生きがいを感じる人は少数派であることが分かっています。

とはいえ、65歳で定年を迎えたとしても、年金生活になったあとの20年以上、余暇を楽しみ続けたら、これまで頑張って稼いできたお金はそのうち底をついてしまうし、ボケるのも早いかもしれません。

最期まで、余暇だけでなく人生を楽しむために、自分にとってやりがいのある仕事、若しくは楽しくできる仕事を早め早めに見つけられるとよいですね。

【毎日遊ぶことしか考えていないオキナインコのアイ】

在宅ワークと余暇