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おはようございます。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
昨日の雨もあがりましたね。
桜がちらほら確認出来るようになりました。
春ですね🌸
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先日は口腔ケアのお話をさせていただきました。
本日のテーマは
『粘膜ケア』
についてお話させていただきます。
(一部汚染された口腔内の写真が掲載されています。不快に思う方は気をつけてくださいね)
皆様、粘膜ケアされていらっしゃいますか?
口唇・口蓋・舌などに付着した痂疲や剥離粘膜は除去することを言います。
「ひっぱればとれる」といわれそうですが、
確かにぴっぱるとはがれることもありますが、
粘膜を傷つけてしまい時には出血することがあります。
なので正しい方法を身につけましょう。
看護師だけでなく看護学生や看護学部のかたにも
実習で役立つ情報だと思うので役立ててくださいね。
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こちらの写真は「乾燥」です。
口唇や口の周りもすこし皮がめくれているのがわかります。
唾液でうるおっていないのでマットなように見えます。
次の写真です。
こちらは舌上に白苔が多量に付着しています。
ケアが不十分ですね。
今度は表面は光っていて潤っているようです。
しかし、舌の中央を見てみましょう。
これだけ付着した白苔は一度ではきれいになりませんが、
回数を重ねて毎日ケアしていくときれいになります。
簡単にですが、粘膜ケアの実践方法をお伝えしますね♡
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(使用する用途:軟化)
【口唇】
口唇が乾燥し皮がむけてる患者様いらっしゃいませんか?
まれな現象ではないので必ずみたことがあると思います。
口腔ケア前に保湿ジェルで口唇を保護します。
特に口角が切れる方もいらっしゃるので初めに保湿ジェルを塗布し口唇に付着している剥離上皮を除去します。
この時、スポンジブラシを使って丁寧に塗布してあげると比較的きれいに除去できますよ。
(それで除去できない場合はつまんでぴっぱるにではなく頻回にケアをして自然に剝がれるような援助が必要だと考えます)
【口蓋】
上顎の口蓋に付着していることが多いです。
こちらもスポンジブラシを使用に硬口蓋に塗布します。ここで注意が必要なのは軟口蓋(のどの奥の方)は過敏で嘔吐反射を誘発するのでケアをされる際は注意してくださいね。
愛護的なケアが必要です。
ポイントは少し厚めに塗ってふやかします。
【舌】
舌上を確認してみてください。
痰の多い方や麻痺がある方は多量に付着していると思います。
塗布に関しては口蓋と同じで厚めに塗り湿潤させます。
麻痺側は舌が口蓋に当たらない、何も触れ合わないため絶対の付着も多く確認できます。そして、麻痺側の舌下にも汚れが付着していることが多いのでケアしていきましょう。
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ここまでが軟化になります。
少し時間をおかないと汚れは軟化しないので
『時間を少しおく』
ことがポイントになります。
私はよく検温に行き先に保湿してバイタル測定、そして粘膜ケアの流れで行っていました。
あとは情報だけ取ったあとに気になる方だけササっと保湿ジェルの塗布を先にしたりです。
基本的には前者がおおかったように思います。
軟化された痂疲は除去しやすいので、
患者様への痛みや出血などネガティヴ要素になりにくく
『粘膜ケアの拒否』を減らすことに繋がります。
人は痛みや出血があると「あの人に傷つけられた」「あの人は優しくない」「嫌な人だ」としう思考になり、次のケアに繋がらないことも多々あります。
なので、こちら側(ケアする側)も最低限の配慮をしましょう。
看護師は業務過多だと思います。
なので、嫌がる方へのケアや抵抗されるケアは余計な時間と疲労感など増幅させますよね。
嫌がってもなんでもケアはしなくてはいけないし、少しの工夫でお互いすんなりケアができるなんてwinwinですよね♡
軟化した痂疲は除去しやすいので比較的きれいに剥がれますよ。
きれいに除去したあとは、
仕上げの保湿が必要です。
(使用用途:保湿)
先ほどは
「保湿ジェルを厚めに塗りましょう」(痂疲の軟化)とお話しました。
今後は
「保湿ジェルは薄目にぬりましょう」(口腔内の保湿)です。
今度の目的は口腔内の保湿になります。
目的が違うので、使い方も異なります。
今日からできる実践だと思うので是非実践していただけると嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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