豊島事件に学ぶ
視察3日目、フェリーで豊島に渡る。
警察による摘発で日本全国に知られた「豊島事件」は、
まだ私の記憶にも残っている。
水に恵まれた島 豊島は、悪質な業者によって、
13年間にわたって有害産業廃棄物が違法に埋め立てられ、
産廃の島に・・・・・・。
今回の視察では、調停成立までの約25年間、
戦い続けた豊島住民の中心的な役割を担ってきた方から直接話を伺うことが出来た。
こんな理不尽な事があるのだろうか、
その当時の香川県庁(知事)・担当職員の対応に憤りを感じる。
「私たちが悪いんです。
そんな判断・対応しか出来ない人を選挙で選んでしまったのは、私達です。
私たちが悪いんです。」と、語る島民の言葉に・・・・・。
今、豊島は瀬戸内国際芸術祭の会場のひとつとして、
アートの島に生まれ替わろうとしています。
芸術祭会場のひとつ、 男木島に渡る。
おいしい手作りジュースを飲みながら、出展アーティストとの会話も弾む。